秋田 駒ヶ岳  ( 標高 :  1,637.4 m )
  男女岳   N  39°45′40″
         E 140°47′57″ 
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1  所 在 地 : 秋田県仙北郡田沢湖町
              /岩手県岩手郡雫石町の境
           田沢湖線田沢湖駅の北東10km

2 山名の由来 : 駒の雪形が出ることによる

  田沢湖側 (田沢湖町観光商工課・成田祐子氏)

   (1)雪   形 : 白い駒形(ポジ型)
   (2)出現場所 : 駒ヶ岳の南西面側
   (3)出現時期 : 4月中旬〜5月上旬
   (4)望見地域 : 田沢湖町刺巻・生保内地区
              一番良く見える場所は、JR田沢
               湖線「刺巻駅」付近
   (5)農 事 暦 : 駒の雪形が現れる頃、苗代作
               りが始まった

  雫石側 (雫石町商工観光課)

   (1)雪   形 : 黒い駒形(ネガ型)
   (2)出現場所 : 雫石側稜線直下
   (3)出現時期 : 年によって違うが、4月末から
               5月上旬
   (4)望見地域 : 雫石町御明神地区
   (5)農 事 暦 : 昔は苗代作りを始めた



雪形の伝承

 「昔は南部領には良い馬がなく、山を距てた秋田
領にはよい馬が多かった。南部のお殿様は、役人
に秋田領内を探してよい駒を買ってくるよう命じまし
た。
 役人は、秋田領内を数日間探して、よい駒を見つ
けて買い取った。
 早く殿様にお見せして喜んでもらおうと、無理をし
て山越えして帰ることとしました。長い間水も飲ませ
ず歩き、夜通しで山を越えたのでした。肥えた大き
な馬は、山を登るに苦しそうでした。
 明け方峠の頂上まできて南部領の見える所まで
きた時、かわきとつかれで一声高くいななき倒れ死
んでしまいました。
 しかたなく、役人はそこえ埋め返りました。
 それから春になると駒ヶ岳に駒の形に雪が残るよ
うになり、駒ヶ岳と呼ぶようになりました。
 駒の頭が南部領に向かい、尻が秋田に向かって
いるので、南部領の草を食って秋田領に糞をたれる
ので、秋田領にはよい米ができるとも云っています。」
     
   雫石町教育委員会編『雫石の民話』(1)より

秋田駒ヶ岳の駒の雪形  田沢湖町・刺巻から
  写真:田沢湖町提供 


秋田駒ヶ岳の駒の雪形  雫石方面から
 写真 : 雫石町・安藤勝麻氏 (時期不明)


秋田駒ヶ岳全景  雫石方面から
 写真:雫石町提供


  山行記録