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大磯によせる想い

今は33才になる長女がまだ幼稚園のころ、大磯に食べ物の安全性や住環境を熱心に考えているグループがありました。

次女が軽い喘息だったので、私もその仲間に入れていただいて、無添加食品の共同購入や、時には「自然を守る会」の集まりに参加したことが、やがて私が環境に関心をもつようになってきたきっかけでした。

その後、子育てに追われ忙しい日々を送るなかでも、子供たちには大磯の自然の恵みをうけ、安全な食べ物を食べて心ゆたかに育ってほしいと思い続けてきました。

やがて、高度経済成長で世の中にバブルの波がおしよせ、大磯にも大磯港ヨットハーバー計画、大規模な土地開発、昭和電工研究所建設計画などが相次いで持ちあがりました。

あちこちで「このままでは次々に大磯の貴重な自然や景観が失われてしまう」と、町の将来を心配する声が上がりはじめました。

しかし様々な開発は続き、私はそこだけが四角く切り取られぽっかりと空いた屋敷後や、海岸につづく細い小道が消えてゆくのを残念な思いで見ていることしか出来ませんでした。

その頃から、この大磯の豊かな自然や心やすらぐ町並みを残すために、いつか何かをしたい、という思いが私の心の片隅にめばえ、それはだんだん大きくふくらんできたのです。

そしてこのたび機会を得て私は、その思いを実現するため、はじめの一歩を踏み出そうと決心しました。

私は将来を見据え、誇れる大磯を次の世代に引き継ぐため、努力してまいります。

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