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渡辺順子の議会報告No.6

はじめに

夏の猛暑が終わり、ほっとするまもなく次々と台風の襲来があり、さらに思いもよらなかった新潟中越地震がおきました。何の心配もなく日常生活を送っていることが、実は大変ありがたいことだったのですね。被災された方々が一日も早く、日常を取り戻すことが出来ますように。

私の一般質問

まちづくり条例の改正は町民の声を反映しているか

まちづくり条例が施行されて2年が経過した今、町民と事業者などから改正の要望があり、検討会が開かれています。

 開発事業者の条例の運用に問題があると思われる事例を聞いてほしいと、町民から要望があります。町民の声を正しく反映するために必要な作業だと思いますが。

町長 必要な作業だが時間的制約があるので、町民の方から案件と問題点とを文書で出していただき、検討したい。

 実際に町民と話し合う中で状況把握ができる。検討会のメンバーである学識経験者に、町民と話し合っていただきたいが。

町長 課題別にヒヤリングをしたほうが、実効性があると思う。今後検討していきます。

 「大きな敷地を条例にかからない面積に分割し、順次開発する」いわゆる一連性については、工事完了告示後1年空けると決めたようですが、真鶴町のように3年空けているところもあり、もっと議論が必要ではありませんか。

担当部長 1年はあくまで町の考えなので、検討会で揉んで、まちづくり審議会に諮って結論を出します。

 斜面地開発や緑化率は今回検討しないのですか。

担当部長 今後の検討部会で取り組むよう申し入れます。

 大磯町では敷地規模が大きく、屋敷林に囲まれた屋敷の開発が多いのが特徴です。周囲の環境を激変させない手立てを条例に盛り込む必要があるのではないですか。

町長 ご指摘のように大磯の別荘群も危機に瀕しています。県の施策で明治の元勲の邸宅、庭園を保存し公園化する動きがあり、その流れを正確に見極めつつ、県との共同作業も大きな要素となると思う。

景観は重要な文化財であると認識し、対策を

 景観法の制定をどう捉えていますか。まちづくり条例との連携で可能となる事は何ですか。

町長 大磯の風景を改めて見直すよい機会と捉え、景観形成の施策を進めていきます。その策定に当たっては、開発事業や、その対象とならない事業へのデザインや色彩などにまちづくり条例の適応を検討し、良好な景観の形成に結び付けます。

総合防災訓練はどのように行ったか

 高齢者や援助が必要な方への災害対策の考え方と、8月29日の総合防災訓練での訓練方法を伺います。

町長 実効性のある行動マニュアルを計画するため、町・地域・個人の役割と責任を含め検討します。防災訓練は横溝千鶴子障害福祉センター「昴」で、大磯町身体障害者福祉協会、大磯手をつなぐ育成会、NOIXの会、かたつむりの家、素心学院への情報伝達を、福祉センターで、大磯町社会福祉協議会が避難誘導と避難通報訓練を行いました。

建設経済常任委員として、調査していきます。

    選択を迫られるごみの処理:町は平塚と二宮の1市2町で、ごみの広域処理の協議をしています。17年の3月に方針を出す予定ですが、県内で平成22年度事業開始予定の「エコループプロジェクト」が並行して進んでおり、大磯町は自区域内処理も含め、慎重に選択しなくてはなりません。(エコループ事業とは、一般廃棄物と産業廃棄物を集め、有機物資源化センター・パワーセンター・クリーン化処理センターで処理し、最終的に「ごみ0」を目的とする民間企業の壮大な事業計画です)

私たちが出しているごみの量とそれにかかる経費を比較してみました。

    ごみ排出量(t/年)処理費用/年(千円)排出量(g/人・日)1人年間処理費用(円)
平成 9年12,133608,0991,02918,824
平成10年13,053618,2461,10719,150
平成11年13,371664,7271,13320,574
平成12年13,643628,1121,15819,470
平成13年12,787688,6081,08421,326
平成14年12,891698,8711,09321,643

自分たちが出したごみは自分たちで処理する自区域内処理・これが原則です。

今、大磯町では

東海大学大磯病院からの要望:大磯病院は最先端医療機器を導入し、新たに検査棟、手術棟を建設したいようです。この事業を支援してもらうSPC方式の許可を得るためには、敷地の確保が必要であり、また老朽化した病棟の改築を10年後に予定しているため、月京幼稚園も視野に入れ、近隣の町有地を無償提供してほしいと町に要望書を提出しました。私は、地域の子供たちの教育環境を考えると非常に重大な問題であるので、各関係機関とよく話し合っていくことを町に求めます。

9月議会の案件

*「心身障害者の医療費助成制度」の見直しについては反対しました。今回の対象になる方々への説明が充分だったと思えない事と、一律カットでよいのかどうか疑問がありました。

*補正予算は賛成しました。東小磯2号線の土地購入は昨年9月議会に提出され、議会の理解が得られなかった案件でした。その後建設経済常任委員として、2回の陳情審査や協議会、調査などを行った結果、片野町政時の平成14年12月に町と地権者の間で交換か買い取りの約束をしていた事実が明らかになりました。

ちょっと一言

国の三位一体改革で、来年度の大磯町の財政は大幅ダウン。厳しい予算編成になると予想されます。私たちが「買う前にちょっと考える」「ごみを減らす」「繰り返し使う」「資源回収に協力する」などを心がけることで、何億円も掛かっているごみ処理経費の節約ができます。

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