ボールキープ
2000.3.5更新
コーチの経験から(低学年)
- 「ボールキープだけ」の練習はあまりやりませんでした。
- ドリブルやウォームアップを兼ねて練習に取り入れました。
- しかし、1対1の練習は個人差が大きく、あまりやりませんでした。
- 練習試合などで強いチームには「ボールキープ」の上手い子供が必ずいました。
図抜けていなくても多くの子供達がボールをキープできるチームは強い傾向にあります。
- ボールキープと共にストッピング、ドリブルなどのボール扱いが上手な子供は、やはり日頃からボールに接して遊んでいるようです。
- 月に3〜4回の練習でしかボールに触れないとなかなか上達できないのが本音です。
「遊び」の中でボールに触れるのが楽しくなるようにしてあげたいと思います。
コーチの経験から(4年生)
- 個人差はありましたが1対1の練習を兼ねて「ラインゴール」をやりました。
- 相手とボールの間にしっかりと自分の体を入れてキープできるようになってきました。
- 「ラインゴール」では、さらに相手をかわす動きが必要です。うまい子供はスクリーニングしながら、スピードに変化をつけたり、左右に揺さぶるフェイントを入れたりすることができるようになりました。
- 4対4(クアトロゲーム)などのボールキープゲームを取り入れたかったのですが、試合日が多く練習日にはもっと基礎的な練習をしていました。
- 5年生では対人動作の向上のためにも「ボールキープ」「4対4」をもっと取り入れたいと思います。
練習方法
- (1)1対1(ゴールなし)
- 6m四方のエリア内で1対1でボールキープの練習を行いました。
ゴールを設けないで一定時間(40秒から1分程度)ボールを奪い合います。
- (2)1対1(ゴールつき)
- 10m四方のエリア内で1対1で小さなゴールを設けて得点を競い合います。
- (3)蹴り出しゲーム(鬼なし)
- 10m四方くらいのエリア内で全員がドリブルしたり、ドリブルしながら他の子供のボールをエリアの外に蹴り出す遊びをウォームアップを兼ねて行います。
「技術練習〜ドリブル」参照
- (4)蹴り出しゲーム(鬼あり)
- 10m四方くらいのエリア内でボールを持たない「鬼」を2人か3人入れます。
他の子供は自分のボールを蹴り出されないようにキープするドリブルの練習を兼ねて行います。
「技術練習〜ドリブル」参照
- (5)ラインゴール(1対1)
- 10m間隔くらいでラインを2本引きます。(2本のヒモでもよい)
1対1のキープですが、相手側のライン上にボールを止めたら1点です。
45秒くらいで1セット。1対1の相手を変えます。
5〜7セットくらいでの得点累計を競います。失点は数えないでよい。
個人差がかなり出るので、得点の少ない子でも誉めてあげます。
この練習方法は4年生が通った「ベルマーレのサッカースクール」でやっていたメニューです。
少しキツイですがウォームアップにも使えます。
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