| 2人1組(コーチと) | 2人1組(子供同士で) |
| 3人1組 | 4人1組 |
練習にあたって
- ・コーチと1対1の時間
- 子供の人数に比べてコーチの人数がかなり少ないのが普通ですが、できるだけ子供とコーチが1対1で指導・アドバイスする機会を作ります。子供同士でやっている合間の1〜2分でも構いません。
- ・子供の観察と修正
- 子供のボールコントロール(トラップ、ストップ)を観察し、まずいところを修正します。口で説明してもなかなか低学年の子供は理解できません。
- 足による場合であれば子供の足元にかがんでコーチの肩に手を置かせ子供がバランスを崩さないようにして、手取り足取りで指導・アドバイスします。
・立ち足の位置、
・ボールに当てる足の足首の形・引き方、
・上体の姿勢、
・手・腕の位置・バランスの取り方、
などがポイントです。- 子供の欠点を悪い見本として再現して「君のトラップ(ストップ)はここが良くない」と具体的に指摘します。よくあるのは、足を浮かせて踏みつける、蹴ってしまう、ボディバランスが悪い、などで子供によってまちまちです。
- ・誉める
- 子供が修正して少しでも上手くいったら、必ず誉めるようにします。良くなった点を誉め、まだ修正がいる点に対しては再度修正します。
- ・時間配分
- 短時間ではなかなか修正できないのが現実です。限られた時間での指導・アドバイスなので特定の子供にだけ時間を割くのが困難です。
気を長くして、次の機会で修正する時間配分も考えねばなりません。- ・レベルアップのポイント
- 上手な子供、フォームの綺麗な子供に対しては、方向を変えてボールを持ち出す、ボールにタッチする前にダミー(フェイント)を入れる、などのように課題を与えます。
- 右足だけ、または左足だけ上手な子供に対しては、利き足と反対の足でもチャレンジさせます。
練習方法
ボールコントロール、トラップ、ストップの練習は、市販本にもいろいろ掲載され、キックなど他の練習と組み合わせたり、いろいろありますが、低学年で行なった練習方法を紹介します。
・2人1組(コーチと)
・2人1組(子供同士で)
・3人1組
・4人1組
(1)2人1組(コーチと)
- コーチがボールをトスまたはキックし、子供がコントロールする。
- 子供のコントロールを観察し、まずいところを修正します。
- 子供のコントロールの欠点を悪い見本として再現して「君のコントロールはここが良くない」と具体的に指摘し、コントロールの良い見本を子供に良く見せるようにします。
- 子供が修正して少しでも上手くいったら、必ず誉めるようにします。
- 上手な子供、フォームの綺麗な子供に対しては、次のプレーへの動作、ルックアップ(顔を上げる)、を向上するように課題を与えて1対1の指導の中でアドバイスします。
- 右足だけ、または左足だけ上手な子供に対しては、利き足と反対の足でもチャレンジさせます。
参考書「サッカー 練習プログラム」には連続写真での解説が豊富でわかりやすい。
トラップ
ストップ
- 足の裏によるトラップ
かかとを浮かさないように、地面としっかり三角形を作りボールの勢いを殺します。
1年生の始め、初心者には最初に教えます。- 足のインサイドによるトラップ
- 足のアウトサイドによるトラップ
- すね、腹によるトラップ
- 足のインステップを使ったストップ
- 足のインサイドを使ったストップ
- 足のアウトサイドを使ったストップ
- ももを使ったストップ
- 胸を使ったストップ
- 頭を使ったストップ
(2)2人1組(子供同士で)
- 子供同士2人1組で、一方の子供がボールをトスし、他方の子供がコントロールする。
または、キックの練習を兼ねて交互にキック、コントロールを行なう。
メニューはコーチとの2人1組と同じです。- 低学年では子供達のレベルに差があります。なるべく同じレベルの子供同士で組ませます。または、一方を上手い子供にして見本(コーチのかわり)にします。
- コーチは、子供達のコントロールを観察し、まずいところを修正します。必要に応じ、状況に応じ、コーチと2人1組で指導・アドバイスします。(ただし、時間配分に注意!)
- 1〜2年生では、子供同士でのコントロールの練習よりも、キックの練習を中心にしてしまいました。1年生では足の裏によるトラップでコントロールできればよいとしました。
- 3年生になって、一方の子供は1〜2m間隔に置いた2個のコーンの間を通してキックし、他方の子供はボールをインサイドまたはアウトサイドでコントロールして戻しのパスをコーンの外側を通す練習をしました。コーンの外側を通す時にはツータッチでできるように指導します。
(なかなかツータッチではできない子供が多い・・・)
(3)3人1組
- 子供3人1組にボールを一つ。3人は4〜5m間隔にほぼ直線に並ぶ。
- インサイド・キックでツータッチでパス。
- 両端の子供は2人1組とあまり変わりませんが、真ん中の子供はトラップして反対側の子供にパスします。
- 真ん中の子供は半身でボールを次にキックしやすい所にインサイドで止めて、パスをしなければなりません。良い体勢(Good Body Shape)をとる練習です。従って、両端の子供を結ぶ直線から少し外れた方が楽にツータッチ・パスができます。
- 低学年では多くの子供が、正面でボールを止め、止まったボールの回りを子供が反対側に回るので、半身で体を少し回転させながらボールから遠い足でボールを止め、反対の足でインサイド・キックするようにアドバイスします。
- なるべく両足を使うようにします。ボールを止める足とキックする足を別々にします。
- また、うまく出来る子供には片足のインサイドで止め同じ足でアウトサイドでパス、あるいはアウトサイドで止めインサイドでパス、など課題・バリエーションを付けて良いと思います。
(低学年では、できる子供が少ないのと、時間がなくてあまりやれませんでした)
(4)4人1組
子供4人1組にボールを一つ。
4人は4〜5m間隔にやや扇状に並ぶ。
@→A→B→Cの順にボールをパスし、C→B→A→@に戻します。
5回往復したら位置をC→@、@→A、A→B、B→Cの順にシフトします。
一巡するまで繰り返します。
ボールを受けるAとBの子供は、ツータッチパスの時にストッピングする足とパス(キック)する足の切替えをスムーズにできるようにアドバイスします。
また、パスを出す子供には受け手の「右足に出すか左足に出すか」をアドバイスします。
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