最近の主な出来事  Vol1 2008.5.11

ホームへ    ささりんどうクラブの活動状況へ

ホームへ     トップヘ    ささりんどうクラブの活動状況へ

       土屋三郎宗遠公遺跡保存会30周年・土屋氏一族の墓前祭

 平成20年は、「土屋三郎宗遠公遺跡保存会」が発足30周年にあたります。
5月8日には、例年にも増して「土屋氏一族の慰霊祭」(墓前祭)が、土屋字大庭にある「土屋氏一族の墓前」において、念仏講と保存会等のみなさんによって、盛大かつ厳かの内に執り行われました。
 30周年を記念して、会員及び関係者のみなさんに、土屋氏の家紋(三石)が入った「記念の手ぬぐい」が配布され、また、一族の墓周辺には、「宗遠公一族慰霊祭」と書かれた幟旗が掲げられました。
 治承4年8月に源頼朝が石橋山で旗挙げをした時に、相模のもののふのひとりであり、その後鎌倉幕府の成立に貢献した土屋三郎宗遠公とその一族を供養する行事です。
 宗遠公は、建暦3年(1213)8月5日に90歳で没したといわれています。命日の8月5日に供養するのでありますが、農家の仕事(昔はタバコの収穫時期)が忙しく、お寺もお盆月のため、命日の日付を逆に読み「5月8日」を供養の日にしました。
 大乗院の住職内田高顕師を導師に、念仏講のみなさんと「土屋三郎宗遠公遺跡保存会」のみなさん28名がお焼香のあと、墓前にゴザを敷いて、全員で般若心経を唱え、鉦をたたきながら「南無阿弥陀仏」を唱え宗遠公と一族の供養をしました。
 墓前祭が終えて、大乗院本堂には、正蔵院のご協力により、宗遠公木像を祀り同様に追善供養をしました。