青春18切符を使って・伊勢、吉野、熊野 < 3日目 >

2007/4
---  和歌山から田辺 約120km ---

 


                       朝の紀ノ川

和歌山から海岸線に沿って南下する。

 


 

 満開の桜の和歌山城を左手に、早朝の市内を抜ける。雑賀崎、養翠園、和歌浦、紀三井寺など和歌山市内には見どころも多いが、以前来たことがあるので、今日はそのまま海南から有田へ向かう。有田川を渡る。水量の豊富な河口の風景である。

 

< 湯浅 >

 

 湯浅は醤油の発祥の地である。ここから千葉へ製法が伝わったという。昔作りの醤油や金山寺味噌が有名だ。角長では工場の中を見学できる。湯浅の町を軽く回って、また海岸線に戻る。

 


                     醤油醸造所の路地

 


 

< 海岸風景 >


 海岸線の道は小刻みなアップダウンの連続で結構足にこたえる。しかし景色は良いし、車はほとんどいない。テングサの解禁日ということで、磯場に人が出ている。

 


                                        海岸風景

 

< 白崎海岸 >

 

 遠くに白崎海岸が見えてくる。石灰岩の真っ白な岩肌が異様な景観を作っている。

 

 

< 南紀の風景 >

 


          アコウの木


 アコウの樹を見かける。ガジュマルのように気根をいっぱいに伸ばし南国的な景色である。

 


クヌッセン機関長の遺骸発見の地の石碑。

 

  道路の脇に「クヌッセン機関長の遺骸発見の地」と書かれた慰霊碑を見つけた。説明板には遭難した日本漁船の船員救助で命を落としたとある。新しい花が供えられ、今なお碑が守られていることがわかる。南紀は太平洋に開け、海はアメリカにつながっている。



 

< 熊野道 >

 


       熊野道の道標(湯浅町)

 

 湯浅町、熊野古道沿いの古い道標。

 熊野道は江戸時代に熊野三山への参詣道として栄えた街道である。この道標は天保九年(1838)の建立で、紀三井寺、熊野、伊勢、高野への道筋を示す。熊野古道は高野山からの小辺路、吉野から尾根伝いの大峯奥駈道、伊勢からの伊勢路、潮岬を回る大辺路、田辺から山越えの中辺路などのルートがある。

 

 < 叶王子跡 >

 

 

 大辺路、中辺路に沿って、熊野権現の御子神をまつるとされる、九十九王子と呼ばれる王子社が組織された。ここはその内のひとつ、叶王子跡である。

 

 


 夕方出歩いた先で偶然見かけた熊野詣での平安衣装の女性。

 


 

 田辺には3時前に着いた。さて串本まで足を伸ばすか、田辺で切り上げるか散々迷う。和歌山から120Km走ってきた。海岸線のアップダウンで結構足にきているし、田辺から串本まではさらに70Kmある。

 潮岬も心残りだったが、結局、中辺路を行くこととして、今日は田辺で切り上げることにする。さあ明日はいよいよ熊野である。

 

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