TOPICS
        ● ACTIVE PU & PILOT LED 
        ● ORIGINAL TREMOLO UNIT  
                 & HEAD LESS NECK
  A & HL
 

  ・・・トレモロ・ユニットを自作して、ヘッドレス・ギターにしてみたが・・・

  アクティブ&ヘッドレス。あきまへん。ムリクリ命名もいよいよ限界、ナニも思い付かなくなって参りました。
  よってその姿・仕様をマンマ表してお茶濁ししたいと思います。

  さてとコイツ、ドナーとなったボディはかなり昔に手に入れたもので、今でこそオークションや、ウチの周辺
  には某リサイクル・チェーン店が多数点在しているので、そこでジャンクのエレキを二束三文の超破格で
  手に入れられるけど、その頃はそれら自体をそうそう見掛けることなどなく、従って手に入れる機会など
  殆どありませんでした(友達のヤツを安価に買い叩く以外なかった)。

  そんなとき、どこだっけ、横浜か町田のイシバシさんだったと思うけど、PU含めたASSY、それから
  トレモロ・ユニットを取り去ったコレが売ってたのです。確か三千円かなあ。今ならその金額出せばほぼ
  完動品のものを手に入れることも難しくないけど、当時はそんな状況なんで、「おっ、コイツで切った
  貼ったして遊べるな」と思いソッコーにゲットしたのです。

  モノはグレコのジャクソン・タイプ。80年代半ばの流行り型ですな。ヘッドは当然コンコルド・シェイプで、
  そのネックはカシオのエレキングんトコに嫁がせ、
「ネオ・エレキング」としました(ヨロシければそちらの
  項も)。で、ボディの方をどう料理してやんべぇかと思案するも、コレ、シンクロ派生型のトレモロでなく、
  元はあのメカメカしいケーラーが搭載されていたモデル。なのでザグリも裏はのっぺりナニもナシ、表に
  凸(まさに)型のザグリがあるだけなのです。

  当時ハードテイル型のストラト系を持っていなかったので、そんなんにするのもいいかなとチラとは思うも
  やはり生来のメカおたく&トレモロ大好き、そのケーラーの凸型元ザグリそのまんま利用して可動する
  自家製トレモロ作ってみよ〜、アタマの体操にもなんだろってなモンで、そちらの方向で進めることにした
  のです。ハードテイルじゃ、凸型埋めなきゃアカンし、その跡隠すにゃ再塗装も必要なんで、メンド臭いな
  ってこともあったしね。

  とはいえネックは既に嫁にいっちまったし、ほんなら他のネック付けるかといっても24フレでミディアム・
  スケール、そんな元ネックと同仕様のモノはもちろん手持ちにないし、そこらでそうそう上手い具合に
  安価で手に入れられるモンでもないし。ネオ・エレキングとは逆にショート・スケール22Fのネックで弦長
  間を調整しようか?最悪ブリッジ位置を後ろにズラして、ミディアムやロングの21Fや22F付けようかな、
  とか考えてたのですが・・・。

  ハナシは若干トビますが、ウチらの学生当時はやたらエレキが流行ってたっていうか、ネコ杓でみんな
  手に入れて、世代的にもその傾向はあるだろうけど、周囲のアベレージよか超えてたような。一種の
  ブームだったんですな。MTVとかが始まった頃だし。この頃からそれ以降の10年くらいがいちばん
  エレキ売れたんじゃない?今ジャンクで出回ってるの、ホントその頃の多いもん。ちなみに我らはMTV
  世代だけど(っても極初期ね。マイケルとかの大袈裟なPV辺りから興味薄れちゃった)、そのエレキ
  売れた10年の後半はジャパン人ロックの影響大なんでしょうな。ブルーハーツ、ボウイ、ジュディマリ
  とか聴いて、バンド始めたコって多いよね。

  そういうワケで回りもけっこうエレキ持ってはいたものの、まあその多数はブームで買ったようなモン
  だから、やはりそのうち飽きるわね。そう、もうお解りですな、ソイツらの一人から強奪したしたんどす。
  しかもピッタシのミディアムで24F仕様。ああ神様っておられるのね。そのギターも同じくジャクソン型
  (但しトレモロはシンクロ系ってかF・ローズのデチューン版みたいなのが載ってた)、ウ〜ンこのヘッド、
  あんまり好きじゃないんだよなあ贅沢はいえんけど、とか思うも耳元で悪魔の囁きが・・・。

  我に帰ったときにはスプラッター映画よろしく、そこに生首ゴロリとクビチョンパ。スマン友よっ。自家製
  トレモロ作るんだし、スタインバーガーみたいにおケツの方にチューナー機構搭載してヘッドレス化しち
  まえって、そんな計画に上級移行したんですな。で、その自家製トレモロ、考えてみれば
「イカギター」
  その他のテイルエンド・チューナーよか先に同様の機構を、しかもトレモロ付に搭載して作ったんだよ
  なあ。やるねワシ。そのイカギターの項にも書いてあるけど、部品は総て毎度のホームセンターで入手
  したもの。ベース・プレートその他の金属板はアルミのL字チャンネルとか平板だったり、そんなカンジ。

  トレモロのメカ的には、どちらかというとジャガーやモズライト、元々付いていたケーラーもそうだけど、
  ブリッジとテイルピール部分に分かれ、前者がボディに立脚、後者が可動する構造のモノ(シンクロ
  系はそこら辺一体だかんね)、そのテイルピース部分に調律機構載っけ、元ケーラーの凸型ザグリ
  内にトレモロ・スプリング仕込んでソレ引っ張り、フローティング状態に設定しその隙間の空いた部分
  からドライバー差し込みスクリュー回せばテンション可変するんで、弦張力との均衡図れるってワケ。

  更には画像にもあるように、6弦の調律機構ワキにある無骨なアルミの部品は、それを前後にスライド
  させ、テイルピース部を可動・無可動にする装置。トレモロのロック装置でんな。前側にズラしてテイル
  ピースに差し込み固定させる、極めて単純な仕組みでおま。またブリッジにはこういう形態のトレモロ
  なんで、ローラー・サドルはマストアイテムやろってカンジで、使用済弦のボールピース弦からむしり
  取って、ソレをローラー代わりとしました。お金ない分アタマ使うから、きっとジジイになってもボケんで
  済むでしょっ。もっとも構造上テンション・バーが必要だったので装着するも、ホントはコッチもローラー
  式に回転するものでなければその効果は半減してしまうだろうけど・・・、まあローラー・サドルなんて
  気分よ気分っ。

  さて、その友達から強奪したそのネック、首チョンパにしたまではいいけどソイツが白(もっとも経年
  変化で見事にクリーム色化してたけど)のツブシで塗装されちゃってたの。ボディの方はシースルー
  ではあるものの恐ろしく濃いグリーンなんで殆ど黒色、白黒なんてお葬式じゃないんだしっ。普通の
  ネックにしようと(もっとも首ナシだけど)白色塗装全剥離して、クリアー塗装でナチュラルカラーの
  ネックに。しっかし塗装剥いでみたら見事にトラ杢入っとる。その画像冒頭に載せて置いたけど、実際
  にはこの倍とは言わずとも1、5倍くらいのカンジ。そんな木材ツブシで塗るとはなんと勿体ない。
  ってかトラ杢ネックとかいってユーザーは有り難がるも、現場じゃそんな執拗には選定せずにチャッ
  チャと作っちゃうのかねぇ。

  最後は電装、その昔コレに付いてるのと同シリーズのフェル製アクティプPUのハム、後輩が買って
  ワシ取り付けてやったことあったんだけど、ピックがゴリッって弦にあたるニュアンスが、まるで視覚化
  されアウト・プットしたような音のカンジが面白くて、いつか機会があったらソレ付きっていうかアクティブ
  PUのエレキ1本手に入れたいなあと思ってたの(ついでに書けばそのエレキ、初期のエディーのヤツ
  みたいにピック・ガードをコントロール部分だけ残して取っ払いPUボディに直付けする、なかなか
  ワイルドなイデタチに仕上げたんだけど、それに限らず昔イジったエレキの写真残して置かなかった
  のが、今になって悔やまれます)。

  で、その当時のあるとき楽器屋行くと、その頃にしちゃあ珍しく中古のギター・パーツがエフェクターの
  傍らに並んで売られとる。そのなかにこのシングル・サイズのフェル製アクティブPUがあったってワケ。
  後輩のは前記の通りハムだったけど、やっぱアクティブって当時超クリーンとかも謳い文句だったし、
  ならシングルの方が(っていうかサイズがシングルなだけで構造はハムだし、それでシングルっぽい
  音にシュミレートしてあるだろうから)なんかお得(?)なカンジにも思い、購入と。けどPUのみだった
  んで、確かアクティブPUってポッドのオーム、普通のとチャウんだよなと思い、調べてハンズへGO。
  25オームくらいだったかソイツをゲット。但しノブ付けるシャフト部分が先割れじゃなく、それはいいと
  しても些かその部分が長かったので、ギコギコ鉄ノコで切るハメに(涙)。無駄な手間取らせやがって。

  その他に006P用のバッテリーBOXとか購入するも、そうだどうせ電池使うんだしとアクティブ搭載の
  一部機種にも採用されてたLEDも搭載しちまおう。シールド差し込みで電導する回路にし、それを視認
  出来るようにする為と、バッテリー残量をその照度で確認出来るようにね。なんて、モチロンそれも理由
  ではあるもののホントのトコは単に光ってカッコいいじゃんっての強しっ。最近よくビッグ・スクーターに
  ネオン管付けて夜中青々光らせて走ってるのいるじゃん。申し訳ないけどアレ見てアッタマ悪いなぁとは
  思うも、よくよく考えて見りゃワガも光モノ大好きじゃん。なにせその後もアクティブ回路組み込むときにゃ
  殆どLED付けてるし。人のフリ見て我が振りダサシってトコ?まあこのギターに限っちゃぁ形状が形状
  なんで、それ付けた方がよりハイテックな感じっていうか、まあいい意味でオタク度高まってヨカッぺって
  のもあったしね。なので同じくハンズで台座付のガッシリしたLED見つけ、それ買って装着致しました。

  とまあそんなカンジで各所設定終了で完成メデタシと。コイツの音の方は、その後同じPUが載ったエレキ
  三千円で手に入れ、それが
「PINTELE」ちゃんなんだけど、そちらの方に音やアクティブの使用感等
  記しているので、ここでは済まんが割愛、ご興味あればお手数ですがソチラの方へヨロシク(ベースの
  
「ROCKOON」の方にもアクティブPUのよもやまバナシをソコソコ書いているのでヨロシければ)。あ、
  そうそうASSYの概要だけは書いて置くか。3PUに見えるけども真ん中ダミーでPUカバーのみ。よって
  2PU仕様、従いレバーSWも3点式、で1VOL1TONEと。そんなカンジです。

  で、皆さん気になってるのは(別にって?)自家製トレモロの操作性かなとも思うんだけど、御安心下さい
  (?)、イマイチ、いやイマサンぐらいです。先にトレモロの各仕様説明するときに敢えて触れなかった
  んだけど、そのテイルーピースの支点部分は、なんと蝶番(ちょうつがい)。っていっても業務用ドアに
  使うようなヤツで剛性感高くその板厚もかなりあり、なによりそのヒンジ部分はガタつきなくフリクションも
  低く、これならナイフ・エッジやらなんやらのシンクロ系トレモロの支点部分にも負けへんやろと。それに
  言っちゃぁESPのフリッカーも金属軸支点にして作動するトレモロやさかい、蝶番と似たようなもんでっ
  しゃろ。イケるがなイケるがなってトコだったんですが・・・。

  まぁ〜反応悪いです。負荷が掛からない状態ではスムーズに可動していたその蝶番が、弦張ってその
  張力に均衡するようにスプリング(以下Sp)締め上げたら、まあグズったガキのようにまあ依怙地に
  なって動かない。というかモチロン動くには動くんだけど、やたらその軸部分の摩擦抵抗が増えたような
  カンジで、これじゃアーミング後に元あった位置へテイルピースがピタリと復元するなんて夢のまた夢。
  まあ見事にマグロ反応なトレモロになっちゃいました。やっぱここはそういう軸っていうかシャフト構造で
  支点化するならベアリングとかを内蔵しないとアンバイよろしくないようです。

  もっとも今でこそその結論に達していますが、その当時はむしろSpの方に原因があるんじゃないのかと
  疑い、というのもそのSpはシンクロ用のモノを短く切断し使用しているので、充分な張力を得られてない
  んではないのかなぁ、とね。このテのトレモロは、弦の張力がブリッジ部にも逃げるってか分散するんで、
  その分テイル部分に掛かる応力弱くなり、よってシンクロより張力弱いSpで済む筈なんだけど、それは
  机上かアタマんなかのみ通用するハナシじゃない、ってね。

  というワケで当時は正常作動しない犯人をそのスプリングに決め付け、ヨッシャ〜もう一回蝶番使って
  コレの仇討ち取ったると、今度はもっとシンプルなシンクロ系の構造にし(もっともソイツも同様にテイル
  エンド・チューナー式なんだけど)、作ってみたのが
「クランベリー」だったんですが・・・。その項読めば
  お解りの通りにそちらでも玉砕、そこでようやく真犯人が解り、このSpちゃんはトバッチリというか冤罪も
  甚だしかったってな判決ナリ。

  そんなワケでコイツ、ヘッドないんでベッドに寝転んで弾くとき重宝したものの、もちろんアーム・バー
  なんかイジれません。ソレ作って置いてよかったのか悪かったのか、トレモロのロック装置として装備
  したパーツをよもや常時作動させて置くなど夢想だにせず、結果完全ストップ・テイルピース仕様となる
  ハメに・・・。「なんちゃってアーム」となってしまったそのバーは、今日も虚しくぶら下がっております(涙)。
 















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