そんなカンジでボディの方の作業は進み、お次はネックと相成るのだけど、その
  ドナーとしたのは同級生オドして巻き上げた(ちゃんとお金は払ったさ)、ストラトの
  コピー。ホントならは指板ローズ系の方がキャラ的に合うだろけど、贅沢は申せ
  ません。それから実はそのストラト、安物ではあるもののナット幅40ミリでナロー
  ネック、オマケに貼りメイプル指板なんで、ジミヘンLOVE&フェンジャパSTMを
  愛用してたワテにとっちゃ改造しちゃうの勿体なかったんだけどね。まあしょうが
  ない、成仏してくれたまえ。

  てなワケでギコギコと、もうラージだかスモールだったかなんて忘れちったけど、
  そのヘッド接着シロ残して首チョンパ。新たなアタマはボディと相似形の同じく
  初心者マーク型、ペグ配列も一風変わってていいでしょ。3、4弦のヤツらが
  エレキングのツノみたいで(若人はスルーして)。回しにくそうって?いいのさ、
  どうせロックトレモロ付ける予定だったし。トップロックをクランプしちゃえば、
  もうペグなんて用なしだべっ(あとはその役割、ファインチューナーが担うしね)。

  そうそう、コレはよく使うテだけど、今記したようにロックトレモロ載せたエレキの
  ペグなんて正確にチューニング出来なくてもとにかく弦を巻き上げられりゃいい
  んだから、ワシその場合はよくいっちゃん安い作りのペグ使うのよ。コイツもそう
  だし
「ストレンジ・ストーン」「オレンジ2号」もね。ま、オラがあんましロック式
  好きでないんで、その安物ペグどもの在庫をなかなかハケさせる機会が巡って
  こないんだけど・・・。

  あと、その安物ペグには利点もあって、ドライバーあればパーツすべてをバラ
  せるから、ペグのツマミと一体化された(正確には別パーツだけど)軸パーツを
  台座から外し逆方向にはめ直すことで、逆巻きのペグにすることが出来るのよ。
  例えばこのギターの場合、元はストラト6連のペグだけど、そのうち3つをひっくり
  返すことで1弦から3弦のペグにしたワケ。ヘッド裏の画像みれば、ペグの台座
  形状が左右対称でなく、全てのモノが同形状だってのが解るハズ。またもや
  出ましたビンボ故の知恵。先に挙げた2本のギターも同様テク使って4対2の
  ペグ配列にしておまっす。

  それから、更にド鋭いヒトは気付いたかも知れないけど、実はこのギター、通常
  とは反対のペグ設置にしとります。普通正面から見るとペグポストよりツマミの
  方が上に来るもんだけど、コイツはアベコベ。何故にそうしたかといえば、こんな
  ヘッド形状ペグ配列故に、通常のペグ設置だと収まり悪く、しかもコレよかヘッド
  面積を大きくせなあかんハメになっちゃうの(確かそんな理由だった)。モチロン
  使い勝手なんかよかミテクレ優先するでしょっ。当然ペグの回りも逆になるけど、
  いいんです、クドいようだけどトップロック付だし、弦巻き上げちゃえばもうカンケー
  ないじゃんっ!

  で、そのトップロックだけどコレは自作のモノです。エライのはストリング・ガイドと
  テンション・ピンの役目も果たしつつ、ルックスの面でもヘッドがちゃんと初心者
  マークに見えるような形状に成型されているコト。なんかやっぱ昔の方がワシ、
  冴えてたのかなあ。でもまあ作りはだいぶチャチイけどね。その点今はヘーキで
  金属加工もバリバリやっから、ソレナリ進歩はあるのかと・・・。

  あと蛇足で記しておけばヘッド裏にある色がアベコベに配されたパーツは補強材。
  なにせ首もいで新たなヘッド付け、しかもソコには弦テンションが掛かるし、一説
  にはソレ40Kgあるっていうからね、怖いんで気休めに取っ付けて置きました。

  その他、パーツは現状使わないヤツを載っけてあるので当時とは少し変わっちゃ
  ったけど、まあ全体的な印象はそんな変わってない。ただしもう20年以上経過
  してるんでヨゴレとか打ちキズの方がスゴイやね。塗装はこの頃はトーゼン、缶
  ラッカースプレーのパー吹きです。極薄ラッカー、なんて広告の謳い文句じゃ
  ないけど、厚塗り出来る経済的余裕もなかったので、必然的にそうなりました。
  塗り分けのマスキングも当時としちゃ、っていうか今でもゼンゼン不問な感じの
  大差ない仕上がり、やっぱワシ進歩ないのか・・・。

  しかもネックエンドにトラス・ロッド調整用の凹付けて黒塗りしたり、ストラト用の
  舟型ジャックプレートをボディ・サイドに付けたり、今でもホホウと思う、割と芸
  コマなコトやってるし。でもまあそれらは自分で思い付いたワケじゃなく、どっかで
  チェックしたのをちゃっかり頂いちゃったモノだけど。舟形ジャックを横付けって
  いうのも結構昔からESPがやってたし(但しESPさんのを見てパクったかは
  定かではないけど)。それからポジション・ドット代わりの初心者マークは、割と
  近年そんなシール見つけたんで、オモロイから貼ったもので〜す。

  ま、そんなこんなで完成したこの初心者マークV、音の方はカラッとバスウッド
  材のギターみたく抜けのいいカンジで、弾いててもそんなイヤんなる音じゃない
  です。但し、
「イカギター」「SALTY−Jr」の項じゃボディ小さいのにゼンゼン
  低音域不足してないって自慢タラタラに記してあるけど、その点コイツは低域
  あんま出てないね。やっぱボディの大きさとV形状?が祟っているのかしらん
  (音までVに似んでもよいのに・・・)。

  ま、でも初めてのオリジナル・ギター。そんな音云々よか、完成しソコにあるだけ
  でOKな1本となったし、またVの足(?)部分は短いとはいえ、ソレ股に挟んで
  弾くいわゆるマイケル弾きの遊びも出来るし、充分満足な出来と思いきや、
  恐ろしいまでの絶対的欠陥が・・・。

  実はヘッドのV足部分、全体的なバランスというかミテクレのみを最優先して
  シェイプ決定したので、弾いてビックリ、いわゆるバーコードの「F」がギリで
  成立するものの、メッチャ押さえにくいっ。ちょっとでもヘッド側で押さえること
  になると、手にそのトンガリが当たって流血しそうです。まあなるだけフレット
  付近で押さえるのがヨイ音出す基本だから、その強制装置といいように解釈
  出来なくもないけど・・・。

  とまあそんなワケで、大マジで完成して弾いてみるまでまったく気付かず、
  やっぱオラってB型マル出しの大ざっぱニイちゃんだったのねと思った
  次第です(涙)。




WAKABA MARK-V  初心者マーク-V






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