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小田原城の中心部に堂々と聳え立つ白亜の天守は、
市制20周年の記念事業として昭和35(1960)年に復興したものです。
3重4階の外観のみ再現された鉄筋コンクリート製の天守ですが、
資料館と最上階には展望台と売店があります。
入場料は大人500円、小中学生200円。
団体は30名以上で2割引の大人400円、小中学生160円となります。 |
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その名の通り小田原城の中枢部です。
江戸時代では徳川将軍家の宿舎として本丸御殿が置かれました。
西北部には天守閣が置かれ、
丁度その反対方向の東南部には常盤木門、
その中間の北東には鉄門の跡があります。 |
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この常盤木門は市制30周年の記念事業として再建されたものです。
常盤木とは常緑樹の意味で傍らに植えられている松が生長することになぞらえ、
小田原城が永久不変に繁栄することを願って名付けられたと言われています。
本丸の正面玄関として小田原城では一番大きく堅固に造られました。
内部はガラス美術館『小田原城ミューゼ』となっており入場料は800円、
1階はガラス製品の販売店、2階は美術館となっております。 |
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本丸の北側に位置する鉄門は史跡標柱だけが目印となっています。
跡地はトイレになっておりますが、その裏には登城口がひっそりと残されてます。
江戸時代の絵図では本丸の外周をめぐる鉢巻の石垣で枡形を形成しており、
塀を潜って出入りする形式の埋門の印象が強いです。 |
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城址公園の敷地の中では一番広い曲輪で、
江戸時代の藩主の政治の行政部と居館を兼ねた御殿が置かれました。
現在はイベント会場等に利用する二の丸広場となっており、
お城の建物としては銅門と二の丸隅櫓があります。
左の画像はかつてあった城内小学校の建物を利用した歴史見聞館です。
入場料は大人300円、小中学生100円。
団体は30名以上で2割引の大人240円、小中学生80円となります。
お得な天守閣とのセット券もあります。 |
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昭和58(1983)年から行われた発掘調査や古写真、絵図などを参考に、
現在の銅門は平成9年に本来の工法で再現されました。
大扉などに使われた飾り金具に、銅が用いられたのが名前の由来です。
石垣による桝形、内仕切門及び櫓門を組み合わせた堅固な桝形門です。
登城口として枡形を通ることはできますが、櫓門の内部は非公開です。 |
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小田原駅から城址公園のお堀端を目指し歩くと、
一番初めに見れるお城らしい建物です。
関東大震災で崩落し、昭和9(1934)年に再建されたもので、
当時の予算から1/2の大きさで再建されました。
又、地震で崩落する前の石垣は今より3.6mぐらい高かったとのことです。 |
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馬出門は平成21年に再現された城址公園の正面玄関です。
銅門同様、伝統木工法で再現されました。
馬屋曲輪の北部に位置し二の丸の正面に位置する重要な門として、
江戸時代の寛文12(1672)年に枡形形式に改修されました。
手前には馬出門土橋(通称めがね橋)が掛けられており、
馬出口とも呼ばれました。
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城址公園の南側に位置する馬屋曲輪は、
三の丸から二の丸に入る大手筋(正式な登城ルート)の重要な曲輪です。
江戸時代では登城者に対しての番所として機能していたようです。
馬屋曲輪には大腰掛や馬屋、二重隅櫓などの建物がありました。
建物は再現されていませんが現地見学会での史跡の状況など紹介します。 |
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