よく起こるスポーツ傷害アキレス腱の完全断裂
本文へジャンプ 2008年4月15日 

 

アキレス腱の完全断裂

 走っている時に足の後ろ側をいきなりバットで殴られたような衝撃を感じ、その場に立ち尽したり、転んだりした時は、アキレス腱の完全断裂が一番予想されます。アキレス腱が切れた時、そわそわした違和感は、ありますが痛みは強く出ませんので、たいしたことはないと思う人か多く、病院で診てもらい実際の状態とこれから最低でも3ヶ月以上学校や仕事を休み、入院して手術をしなければいけない現実を知らされるまでことの重大さに気がつかないケースがあります。アキレス腱の完全断裂は、踵が上がらないという機能障害がはっきりと現れます。普通、椅子にひざまずいた状態でふくらはぎを親指と四本指で挟むと、足底がそれにあわせて底屈します。しかし、完全に切れている場合は、まったく動きません。腱がつながっている時は、踵の上は非常に固くなっていますが、切れてしまった時は皮膚だけしかないので気味が悪いほど軟らかくびっくりします(正常な足と比べるとわかりやすいです)。
 もう一度言いますがポイントは、バットで後ろから足を殴られるような衝撃です。これは腱が切れて上と下に分かれる瞬間の衝撃です。こんな時は、大丈夫といって急に立ち上がったりせずに上記のようなアキレス腱の状態をチェックする必要があります。現在、もっともアキレス腱断裂を起こすのは、30歳を超えたウイークエンドプレーヤーが最も多くこれらの負傷者の80%は、男性に見られます。テニスのサーブレシーブやフットボールでパスを取るために駆け出すなどの急激な運動によって引き起こることが多く、右利きの人は、通常左軸足を押し離してスタートを切るので、左のアキレス腱を切る確率が高くなります。

【予防】ストレッチング

【治療】固定だけの治療は、治癒しますがアキレス腱が治癒した時に正常な腱より長くなってしまい強い力が生み出せなくなる・回復した患者の20%がスポーツに戻った場合に再発してしまうなどの欠点があるのでこれからもスポーツを続ける方は、オペが必修です。

付―アキレス腱炎
 少し高いところから硬いところに降るときや競技でジャンプの着地のあとにアキレス腱に痛みを感じるようになることがあります。通常、1週間ぐらいで痛みが取れて運動の再開が可能になりますが、管理が悪いとこのアキレス腱炎は、何回も再発を繰り返し慢性的なものになります。ベストのパホーマンスができないまま1シーズンが終わってしまうことがありますので、最初の段階で2〜3日しっかりと足を休ませ治しておく必要があります。