こんなこともありますので要注意
本文へジャンプ 2006年7月1日 

 

足関節を捻挫したとき、断裂する音や感覚で、だいたいの人は、自分が捻挫したことを感じ取れます。その時出た痛みは、通常510分で消えて、歩けてしまいます。
これは、
「ショック」状態になっているからです。この状態の間は、腫れ、痛み、圧痛や筋肉スパズムはほとんどなく、もう大丈夫だと思ってしまうことかあります。
重度の捻挫の場合でさえ、最初の30分は軽く感じるために一本の靱帯が断裂しているのか、二本の靱帯が断裂しているのか判定するのが困難になる場合があります。
この後、ショック状態から戻って、腫れ、痛み、圧痛や筋肉スパズムが起きるので、その前に動かしてしまうと、悪化させて、回復を長引かせてしまう危険性がでてきます。足を「ぐきっ!」とやった後は、平気だと思っても、とりあえず30分ぐらいは、安静にして、様子を見るべきだということを覚えていて下さい。
念のためにアイシングをはじめてもいいと思います。