サッカー用語集(タ行)

2001.2.27更新

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ダイアゴナルラン
第三の動き
退場
ダイビング
ダイビングヘッド
ダイレクト
ダイレクトプレー
だす(出す)
タックル
タッチライン
縦パス
たまだし(球出し)
たまばなれ(球離れ)
ダミー
ため(溜め)
ターン
チェック
遅攻
チップキック
直接フリーキック
ツートップ
テーピング
ディー(D)
ディシプリン
ディフェンスライン
ディフェンシブ・ハーフ(DH)
ディフェンダー(DF)
ディフレクティング
ディレイ
デコイ
デンジャラスプレー
トウキック
トライアングル
トラッピング
トラップ
トリッピング
ドリブル
ドリブンパス
ドロー
ドロップキック
ドロップボール

ダイアゴナルラン(Diagonal runs)
コートの中央からサイドあるいは、その逆に斜めに走る(あるいは横切る)動き。スペースをつくる(creating space)・スペースを利用する(exploiting space)ために重要となる。(2000)

第三の動き(Third man Running)
選手X1からX2の選手にパスが出る時、選手X3はX1から直接受けるためではなく、X2に渡ってからパスを受けるために、X2がパスを受けるよりも前にすでに動きを開始し、より有利なポジションでボールを受けようとする動き。現代のサッカーにおいて非常に重要な動きで、アンティシペーションが要求される。(2000)

退場(sending-off)
悪質な危険行為や反スポーツ的行為などの反則でレッドカードを示されること。

ダイビング(diving)
ゴールキーパーがキャッチやディフレクトのために横に跳んでゴールを守る技術。(2000)

ダイビングヘッド(diving head)
低めに浮いたボールにダイビングして、つまり飛び込んでするヘディング

ダイレクト(direct)
パスに対して直接シュートまたはパスすること。ダイレクトシュート、ダイレクトパスと使う。ワンタッチ

ダイレクトプレー(Direct Play)
よけいな回り道をせず、できるだけシンプルに、フィニッシュから逆算してプレーを組み立てていく考え方。プレーのプライオリティ(優先順位)が非常に重要視される。ポゼッション・プレーはこの反対。(2000)

だす(出す)
味方プレーヤーやオープンスペースにパスをすること。「パスを出す」と使う。
混戦などでボールを外にクリアすること。
選手交代で「交代選手を入れてXXを出す」とも使う。

タックル(tackle)
相手プレーヤーの保持しているボールを狙って足で当たること。スタンディング・タックルスライディング・タックルがある。ラグビーのタックルのように相手をつかんではいけない。

タッチライン(touchline)
フィールドの長い方の端のライン。

縦パス
相手陣への方向を「縦」と言う。相手陣方向へのパスで、ロングパスまたは比較的長いスルーパスである。

たまだし(球出し)
ボールをパスすること。正確なだけでなく、スピードやタイミングが受け手にとって処理しやすいパスを出せることを「球出しが良い」と言う。その反対は「球出しが悪い」と言う。

たまばなれ(球離れ)
ボールをパスすること。正確なだけでなく、スピードやタイミングが受け手にとって処理しやすいパスを出せることを「球出しが良い」と言う。その反対は「球出しが悪い」と言う。

ダミー(dummy)
ボールを持っている味方のプレーヤーに向かって走り、ボールを受け渡さないで交差し、相手プレーヤーを惑わすプレー。
交差する時に受け渡せば「スイッチ」になる。

ため(溜め)
ボールをキープし相手プレーヤーを引き付けてスペースを作ったり、味方プレーヤーの攻撃態勢が整うように時間を稼ぐこと。また攻撃する時にゴール前への突進を控えて少し引き気味の位置でチャンスを待つこと。

ターン(turn)
ドリブルトラップストッピングの時に方向転換すること。相手プレーヤーを抜く時やかわす時にターンする。
ボールを受けるプレーヤーがフリー(相手プレーヤーが接近していない)の時に、近くの味方プレーヤーが「ターン!」とコーチングの声をかける。相手プレーヤーが接近している時には「マノン!」(man on)と声をかける。
後方から来たボールを受ける際に、「フリーだからファースト・タッチで前を向け!」の意味を表す言葉。パスの出し手や周囲の味方が声をかける。パスの受け手は、ファースト・タッチで攻撃方向への視野を確保する。(2000)


チェック(Checking,Checking run)
ある方向に動き出そうとする前に、一旦逆方向へ2,3歩ダッシュしてから急に方向を変えてダッシュする動き。ボールを受けるときに重要となる。(2000)

遅攻
守備から攻撃に移る時に、ゆっくりとパスを回したり、ゆっくりとしたドリブルで時間をかける攻撃。これに対し、縦パススルーパスを用いたり、縦への早いドリブルを用いた素早い攻撃を「速攻」と言う。

チップキック(チップ)(chip-kick(Chipping))
「足の甲のつま先側」で蹴るキック。地面にあるボールの下側を蹴って、ボールを浮かす高等技術。ボールを高く上げて相手を越したい時のパス、蹴り足をバックスイングせずフワリと浮かすループシュートなどに使う。
ボールの下側を蹴り、ボールに逆回転をかけて高く蹴り上げる技術。ロビングのパス・シュートのときによく用いられる。(2000)

直接フリーキック(direct free kick)
反則をされた側が与えられるフリーキックの一つで、キッカーが直接ゴールを狙って得点できるフリーキックのこと。


ツートップ(two tops)
前線にフォワード2人を配置する攻撃のフォーメーション。トップが1人の場合には「ワントップ」と言う。


テーピング(taping)
ケガの予防、再発予防、応急処置のために、もも・ひざ・足首・関節等をテープで固定して動きを制限すること。

ディー(D)
ペナルティアークの通称。ルール上ではPKのときにしか意味を持たないが、攻守にわたって"D"付近のエリアというのは重要な意味を持ち、この簡易な言い方が用いられる。(2000)

ディシプリン(Discipline)
チームとしての「共通理解」あるいは「約束事」。チームに意思を持たせ、意図のあるサッカーを行うために重要なファクターとなる。生活面での規律の意味にも用いられる。(2000)

ディフェンスライン(defence-line)
センターバックサイドバックで構成する守備の隊形。守備ライン。相手プレーヤーをオフサイドの反則にすることができるようにハーフウェーラインと平行な列にすることが多い。ディフェンダーの連携が良くないとを突かれたり、オフサイドの反則が成立しないで攻め込まれる。

ディフェンシブ・ハーフ(defensive half):DH
守備的ミッドフィルダー(MF)

ディフェンダー(defender):DF
相手フォワードの攻撃を阻止する守備中心のプレーヤー。
スイーパーストッパーリベロサイドバックなどがこの分類に入る。

ディフレクティング(Deflecting)
ボールが何かに当たってコースを変えることだが、通常ゴールキーパーが手のひらを用いてシュートのコースを変えゴールを守る技術に使われる。(2000)

ディレイ(Delay)
守備の戦術のひとつで、相手の攻撃を遅らせること。また、ディフェンス時に「うかつに飛び込まず、遅らせろ!」というときに、味方にかける言葉。(2000)

デコイ(Decoy)
元々の意味は、狩猟のときに用いるおとりの模型。サッカーでは、ディフェンダーを引きつけるための「おとりの動き」のことを指す。(2000)

デンジャラスプレー(dangerous play)
主審が危険と判断するプレー。
相手プレーヤーと接近している時に、足を高く上げたり、オーバーヘッドキックやダブルキック(両足のキック)をするプレー。ゴールキーパーがボールを持っているのに、そのボールを蹴ろうとしたり、足を上げるプレー。相手プレーヤーがキックしようとしている低いボールにヘディングする、などの反則。
間接フリーキックが相手に与えられる。


トウキック(toe-kick)
「つま先」で蹴るキック。比較的近くで脚を振ることができない状態で、つまり相手と競り合っており相手より早くボールに触れたい場合、インステップやインサイドで蹴る余裕がない場合、意表をつきたい場合、水溜まりにボールが入っている場合、などにシュート、パス、クリアする時に使う。

トライアングル(triangle)
三角形。ボールを持っている選手を中心に三角形を保ち、サポートできる体制を作ろうとする動きや、ボールを受けるために三角形を形成する場合に用いられる。(2000)

トラッピング(trapping)
トラップすること。転がってきたり、飛んできたボールを止めてコントロールすること。

トラップ(trap)
トラッピング。転がってきたり、飛んできたボールを止めてコントロールすること。
これに対し、浮いたボールの勢いを殺してその場に止めたり、方向を変えて持ち出したりすることをストッピング(単にストップ)と言う。
ボールを次ぎのプレーがしやすいところに、コントロールする技術。もともとはウェッジコントロールの意味(ボールに罠をかける)であったが、今では広くボールを受ける技術に用いられている。(2000)

トリッピング(tripping)
足を使ったり、相手の前や後で身をかがめたりして相手プレーヤーを引っかけて倒す、または倒そうとする反則。
直接フリーキックが相手に与えられる。

ドリブル(drible)
ボールを足で運ぶこと。通常は足元でボールを扱うが、軽く蹴って走る時には「ラン・ウィズ・ザ・ボール」と言う。
突破の時などに見られる、ボールをプレイングディスタンス内において運ぶ技術のこと。突破を伴わずスペースに走り込むための「ラン・ウィズ・ザ・ボール」と区別して用いられる。(2000)

ドリブンパス(Driven pass)
スピードのある低い弾道の中〜長距離のパスで、現代サッカーではとくに重要となっている技術。逆にフワッとした浮き球のパスは、ロフティド・パス(lofted pass)と呼ばれる。(2000)

ドロー(draw)
試合を引き分けること。

ドロップキック(drop-kick)
地面に落ちてはね返った瞬間のボールのキック。ハーフボレーキックとも言う。浮き球を直接蹴ることをボレーキックと言う。

ドロップボール(drop-ball)
ボールがインプレーの時に、得点・反則などの他に競技規則に規定されていない理由によって必要が生じた一時的停止の後に試合を再開する方法。
プレーを停止した時にボールがあった地点で主審はボールをドロップする。ボールが地面に触れてからプレーヤーがボールに触れた時にインプレーになる。

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