素人さんの家庭菜園季節の野菜

春の種まきは慌てず。秋は急いで種まき。

何事にも適播きがあります。異常気象で4月に寒くなったり、9月でもまだまだ酷暑だったりしますが、野菜が育つのは3ヶ月もしくはそれ以上の期間がかかります。早播きや遅まきは素人にはなかなか手入れが難しい。対応策は最初から2〜3回に分けて播くのが最善の策ですね。

春は焦らず

春の種まきは慌てずシッカリ暖かくなるのを待ってから種を播きます。1月2月と農閑期なので、3月に入るとついそわそわし始めて早く種まきをしたくなります。梅や、水仙の花が咲き始めると、つい「もう種まきしても良いかしら」と思ってしまいます。
でも、春は寒さの戻りあるため、早く播きすぎても寒の戻りで芽が出なかったり、芽が出てもうまく育たなかったり。春の種まきは慌てず、桜の開花がいつかと騒がれる頃まで、しっかり待って種まきをする心構えで大丈夫です。

秋は急いで

変わって秋の種まき。これは盛夏の農繁期の最後の大仕事(少々大袈裟か?)です。夏野菜の片付けをしながら、種まき。残暑もまだまだ厳しくついうっかりグズグズ作業を先延ばしにしてしまいがち。まだまだ暑いから大丈夫とも思います。だがしかし!秋播きはこれから寒くなる時期。成長期にもう寒い時期に入ってしまうと、これがうまく育たなかったりするのです。特にダイコンやニンジン、ゴボウ等、根菜類は生長するときにきちんと暖かくないとしっかり大きく太くならないのです。ダイコンやゴボウ等、多少播き時が遅れても、発芽はします。ただし、大きく育たない。例えばダイコン。9月末頃に播いても発芽はします。きちんと育ちもするのですが、9月上旬の適期に播いた種と比べて、1/2〜2/3くらいの大きさにしか育たなかったりします。

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