表現はシンプルに
小論文は誰が読んでも100%同じように受け止められるものでなくてはいけません。「無駄な部分を一切なくして、必要な部分のみを書く」これが小論文です。こう聞くと、小論文って最も簡単な文章のように見えてきませんか?
小論文は「自分以外の誰かに見てもらうために書く」ことを意識する!
■「A」と言いたいのなら「A」としか言わない
自称「文章が得意な人」に多いのが文学的な表現の多用です。「まるで○○みたい」という、いわゆる比喩表現を使う人がいますが、これはいけません。たとえば、「鼻をかんだ後の鼻毛のように、彼女の髪は輝いていた」というなら、素直に「彼女の髪は輝いていた」と言えば良いのです。余計な情報が入らず、誰もが同じように受け止めることができます。
■便利なのは数字・名前(固有名詞)
○数字
「大学進学ネット管理人は、この文章を2007年9月24日に書きました」と、書いておけば、誰もが2007年9月24日に書いたと判断します。しかし、「この文章を今日書きました。」と書いておいた場合、それを1週間後に見た人はどう思うでしょうか。おそらく、2007年10月1日に書いた文章だと受け取ってしまうでしょう。
「ギャル曽根は、ハンバーグをたくさん食べた」と書くよりも「ギャル曽根は、ハンバーグを5kg食べた」と書いた方が意味が伝わりますよね。人によっては、500gで「たくさん」かもしれませんし、2kgで「たくさん」かもしれません。数字をうまく使うことで、誰が読んでも、全く同じ意味で物事を伝えることができるのです。
赤いのは3倍→食い逃げされてもバイトは雇うな 禁じられた数字(上)
○固有名詞
「戦争」は名詞です。「第一次世界大戦」は戦争の名前(固有名詞)です。たとえば「戦争は大きな影響を与えた」と書いても、どの戦争のことか分かりません。人によって思い浮かべる戦争が違うではないでしょうか。
でも、戦争を「第一次世界大戦」に置き換えると、意味がくっきりと見えてきますよね。誰もが「第一次世界大戦」を思い浮かべるはずです。




