志望理由・志望動機のテンプレート
必ず、志望動機のコツ・ポイントを読んでおいてください。志望動機の流れは「結論→理由→意思→結論」という流れになります。この流れに沿って、それぞれの学部・学科の志望動機を考えていきましょう。ちなみに、就職活動の面接も同じ流れで作ることができますよ。
■まずは結論(1~2文で明確に)
「私は○○になりたい」「○○がやりたい」
志望動機のポイントは、「入ってから、何をしたいか」という大学で達成したい目標でしたね。まずは、最初に目標をビシッと伝えてください。
■次は理由(3~5文くらいで)
「その理由は○○だから」
次に、「なぜ、最初に掲げた目標を達成したいのか」を説明します。たとえば「理由は○○の本を読んだからです。その中の□□の部分に影響され、△△を目指すようになりました。」 といった形です。
もちろん、本ではなく、日常生活の経験の中で感じたこと、学生生活をとおして感じたこと、実際に活躍している人を見て感じたことなど、自分の体験を元に理由を作ると説得性がアップします。
■意思(3~5文以上で、1番力を入れて)
「この大学でなら、その目標を達成できる」
上記の「結論と「理由」は学部や学科、学習内容に関する志望動機でしたが、ここでは、「何故この大学を選んだのか」を伝えます。「絶対に目標を達成するんだ、そのためには、この大学じゃなきゃダメなんだ」という意思を伝える志望動機の山場です。
■結論(1~2文で)
「だから私はこの大学で○○を勉強したい。」
最後の締めです。ほぼ、上記のままでいいと思います。その前の「理由」や「意思」で、しっかりと「この大学が良いんです」とアピールできていれば、きっちりと締めることができます。
■まとめ
ここまでの4つの流れをまとめると以下のようになります。
- 結論:私は○○をしたいんです。
- 理由:その理由は△△だからです。
- 意思:この大学でなら、その目標を達成できると思っています。
- 結論:だから私は、この大学で□□を勉強したいんです。
いかがですか?しっかりと物語が繋がっていますよね?この構成テンプレートを守って伝えることで志望動機をクリアすることができます。
■意思を伝えるための大学志望理由について
○大学への志望動機はパンフレットに載っている
同じ学部をもつ大学3校くらいの教育理念を比較すれば、その大学の武器が見えてきます。理念は必ずパンフに大きく掲載されているので、しっかりチェックしましょう。リクルート進学ネットでは、大半の大学資料を無料で請求できますので比較用パンフの請求などに活用すると良いでしょう。(ごく一部ですが有料もあります)