肩の痛み

治療法次第で治り方が異なる

今このHPをご覧になっているのは、単なる偶然ではなくそれなりのご縁が有るからですので、このご縁を今後の健康のために生かして頂ければ幸いです。
治療法次第で治り方が異なる
肩の痛みの原因を調べると無数に有りますのでどの様な原因でどの様な症状が出ているのかを見分けるのには苦労します。

ですがその中でもスポーツ(野球・テニス・ゴルフ・バレーボール 水泳等々)によるいわゆる「スポーツ障害」での肩の痛みで苦しんでいる人は少なくない様に思われます。

なお、「筋筋膜性疼痛」による症状の人も少なく有りませんが、当方ではその様な人こそ得意とする症状です。
また、いわゆる「五十肩・四十肩」と言われる症状も有ります。

スポーツは身体に悪い  ▼

健康の為にスポーツをしている人が多いでしょう、しかしスポーツが本当に健康にどの位プラスになっているかが疑問なのです。

確かにスポーツをする事で、筋力や骨密度や心肺機能などを向上させる事には役だっていますが、スポーツをした事で怪我をして障害が一生残ってしまう人は少なく無いでしょう。スポーツの多くに怪我というリスクを軽視する事は出来ません。長い人生の間にそれも若い頃に障害を残してしまったら、その後の人生は明るいとは言えないのではないでしょうか。私も年齢を重ねる毎にそのツケを思い知らされております。

好きな事だから練習がいくら辛くても苦にならない、という人も少なくないでしょうが、若い時にはそれで済まされるでとしても、高齢になってからそのツケが来る事も覚悟して置かなければなりません。その時になって後悔しても既に手遅れなのです。

体にとって勿論必要最小限度の運動をする必要は有りますが、一般の人は少なくとも過酷とか鍛えていると思える様な運動は絶対に避けるべきです。

スポーツ選手の多くが短命だという事がそれを証明しています。


五十肩(四十肩)

これは「凍結肩」と言われており、この様な痛みは突然現れていくら治療を受けてもなかなか治らない人もいれば、治療を受けなくても自然に治ってしまう事も有ります。その差は何なのか疑問が沸くでしょう。
簡単に治るのは軽い炎症が起きただけの場合で有り、治り難いモノは「腱板断裂」や「カルシウムの粒による痛み」「肩関節周囲炎」等という状態が起きている事が多い様です。

治療法としては、炎症が有る場合は湿布や安静を求められ、「腱板断裂」の場合は手術が必要で、カルシウムによる場合は注射で対処しますが、それ以外は筋肉や筋膜等による症状によるものと推測出来ます。ですから先ずは痛みの原因を確実に判断して治療を受けないと 治らないというよりも悪化させてしまう事になります。

近年では直接的原因に加えて、生活習慣やストレス、ホルモンバランスの変化といった間接的原因が重なることでも発症の切っ掛けになるとも言われています。

五十肩を患っている人の多くは肩の周りの筋肉が硬くなっている事が見受けられますので、肩周りの小胸筋や大・小円筋等を解すとかなり早い回復が得られるでしょう。

なお、肩関節の骨格の歪みだとして緩める手法も有りますが、結局は筋肉や筋膜や靱帯の不具合だとしたら、骨格だけに目を向けても改善には繋がらないのではないかと思います。

完治事例  ▼

あるプロ野球選手が腰痛で来院したのですが、1年前から肩の痛みが有り、キャッチボールさえまともに出来ない状態でした。
彼は,この1年間チームトレーナーの治療を受けていたのですが、肩の痛みが一向に治らず、2群ですら試合に出られない状態で、半ば諦めている様子でした。

この様な肩の痛みの症状には、野球をしている人には少なからずみられる症状と言えるでしょう。この様な人の場合は肩帯全体の筋膜と筋肉をほぐし、肩鎖関節を弛めてあげると大変効果が出る事があります。

肩帯全体の筋肉とは三角筋や前部では大・小胸筋、後部では棘下筋、更に脇の下の筋肉(大円筋・小円筋)、等の事です。

更に、肩甲骨の周囲の筋膜と筋肉(菱形筋、肩甲挙筋等)を改善する必要も有ります。 上記の患者さんの肩の痛みの場合は、腰痛のついでに行った1回の施術で改善してしまい、当人は信じられない面持ちで帰宅しました。
*翌年には一軍でプレーをする雄姿を観る事が出来安堵しました。
*治療師の方も一度試してみる事をお薦めします。

この様な症例はかなり多く、1回の施術で解消する人も稀では有りませんが、慢性化して病んでいる期間が長い人はそのぶん改善しにくい事は確かです。
*施術する側は、どうしても痛みの有る部位に注視しがちですが、出来るだけ広い範囲を診て痛みの要因となっている部位を見つけ出す事が最も大事です。
   (痛みの有る部位が必ずしも悪い部位とは限らない、という事です)


効果の出方は個人差が有る

時折スポーツ選手や芸能界の有名人を治した治療師は腕が良いという事を聞く事が有りますが、有名人が治ったとしても必ずしもどの様な患者さんでも同様に効果が出るとは限らないのです。
その様な治療院等はそれを笠に着て商売をしている処が見受けられます。

ここでは当方があえてプロ野球選手の事を事例に揚げましたが、有名人が多く来ているとか治したから治療師として優れているとは限りません。ですから、その様な評判に拘らず、患者さんが有名人だろうが普通の人だろうが分け隔ての無い施術をしている治療師を選ぶ事が賢明だと言えます。


効果ポイント
肩の痛みに対しての施術ポイントは痛みが有る部位では無くその周辺に有る事が多いのです。
特に脇の下の回りの筋肉、時には上肢の筋肉等や肩甲骨周りの筋肉等が影響を与えている事が有ります。
また、肩鎖骨関節の動きが悪い事で肩痛として起きる事も有りますので目を止めて置く必要が有ります。
*なお、頸椎の異常や歯の噛み合わせによる事も視野に入れて置く必要が有ります。


最新情報  モヤモヤ血管
モヤモヤ血管とは「異常な毛細血管」の事だそうです。膝の痛み等の原因が血管に有った事を始めて解明した(奥野祐次医師)がTV番組で取り上げられた時の内容を集約しました。
これは世界で注目を浴びている画期的な治療法だそうです。

長引いていて数ヶ月以上長く痛みが有るが直らない人に適応する。

原因=血管が増えると神経も増えるので、痛みに過敏になる。
症状=モヤモヤ血管が有る部位を押すと痛い。
治療法=モヤモヤ血管へカテーテルを使いモヤモヤ血管に薬を注入する事で血行を一時的に止めて、消滅させる方法。
 ・増えてしまった余計なモヤモヤ血管を間引いてあげれば良い。
適応症状=肩こり・腰痛・膝痛・首痛・五十肩等

*何れかの一つでも当てはまる場合はその可能性が有る。
・指で押すと痛い。
・ズキズキ・ジンジン・チクチク痛い。
・身体を動かさずにじっとしていても痛い。
・夜寝ている時も痛い。

*自分で改善方法
痛い部位を押して=15秒指圧する。指の爪が白くなる程度に押す。
モヤモヤ血管の場合は、押していく途中で痛みが和らぐ。
・2週間くらい行うと日常生活でも痛みが大分軽減される事が多い。

ワンポイントアドバイス  ▼

肩の痛みには肩周囲の筋肉や筋膜をほぐす事が第一です。

そこで、肩鎖関節(鎖骨の一番肩寄りの関節)の間に上から反対側の手の中指を当てて、少し押し込む様にしながら、肩を色々な方向にゆっくり動かします。約1分間。  
更に、三角筋や脇の下の前や後の筋肉を反対の手で握り、腕を色々な方向に大きく動かします。
*握る位置を少しずつずらします。
*握っている手が疲れるので休みながら、3-5分間。
*握っている手の指を筋肉に食い込ませる様にすると更に 効果的です。


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