膝の痛み

膝の痛の原因は

特に女性は中年を過ぎてくると階段の昇降や正座の時に膝の痛みで長い間悩んでいる人が少なく有りません。
この様な膝の痛みを訴えると整形外科では高齢者の場合は老化現象とか骨粗鬆症として対処する事が多いでしょう。
 
しかし、膝の痛みは単に膝の関節のみが原因で出る場合と他の部位が原因の場合があります。
膝の痛みは骨盤や足首や0脚や外反母趾、そして臀筋等の筋肉などの異常が原因で膝に悪影響を与える事が多々あります。
膝の痛みに対しての治療法が、湿布をしたり痛み止めをするのでは治るどころか現状維持さえ難しいでしょう。

その原因が骨格に異常が有れば矯正の必要が有るし、臀筋や大腿筋群や下腿筋群の異常が有れば、それらを改善する必要が有ります。
更に、モモの筋肉(特に内側)を鍛える事でも効果が有ります。
ただ、骨格に歪みが有るからといって無理矢理ひねるとか引っ張るとかえって悪化させかねません。

しかし、先ずは膝の痛みの原因を特定する事が出来なければ話になりませんので、整形外科で検査を受けて軟骨や半月板の損傷等による痛みなのか原因不明とされるのかをハッキリとさせて置く必要が有ります。

それで異常が見つからないと、肥満や老化現象を指摘し、同じ治療の繰り返しで通院を続けさせている処では、原因がつかめないか、治療法が無い為に治療をしているふりをして通院させて商売している処と判断し、患者さんを「金の成る木」として扱っている処だと捉えて良いでしょう。
直そうと努力している所を早く見つける事が早期快復への早道と言えるでしょう。

なお、「筋筋膜性疼痛」による症状の人も少なく有りませんが、当方ではその様な人こそ得意とする症状です。

近年解明された原因ですが、膝の若返り物質とした「プロテオグリカン」が、軟骨の中に水分を蓄える機能が有るから良い状態になっているが、プロテオグリカンが減ると軟骨内の水分も減るというのです。

原因は、体重増加・40才以上・女性、との事です。
効果的な改善法(プロテオグリカンを増やす方法)
 ・一日3回10分ずつ歩く。(なるべく股を上げて大股で歩く)
 ・二週間行うと効果を実感出来る様です。

近年では「膝関節包」の硬さや「股関節」が膝痛を起こす原因だという事も言われております。


膝痛と腰痛の関係

膝の痛みには腰痛が大きくかかわっている事はご存じでしょうか、膝痛が有る事で膝が伸びずらいと腰部に多大の負担がかかってしまいます。

また、通常で有れば腰を曲げ伸ばしをして仕事などをする場面で、出来るだけ腰を使わずに膝に頼った生活をしている事で、膝には思いも寄らないほどの負担がかかっているのです。
ですから、膝痛が有りなかなか治らない方で「慢性的な腰痛が有る」方は、膝痛への治療に目を向けてみてはいかがでしょうか。


膝関節自体が悪い場合

膝関節を動かしたり歩くと痛みが出る原因の一つに関節包内の滑液(潤滑液)が少なくなっている事による症状が有ります。その場合は滑膜に適度な刺激を与えて滑液を作り出す様に促す事が必要となります。

ですから、その手伝いをすれば数分間でも滑液が関節包の中に溜まり始めるので痛みが軽減されるのです。

その様な症状の人は少なからずおり、加齢が原因だと等と諦めている様な人でも簡単に改善出来る可能性は高いと言えるでしょう。

*年齢の老若に拘わらず膝の痛みで苦しんでいる人は少なくないのは、毎日の通院を強いられていても一向に治る気配の無い様な治療擬き(治せない)を受けているからではないしょうか。


膝関節以外が悪い場合
治療師に中には膝の状態を左右させている原因が痛む部位だけで無く、臀部にも有るという事に気が付いていない人も少なからずいるのではないでしょうか。

膝が痛むと、先ず痛い所を暖めたり、冷やしたり、揉んだり鍼を刺したりします。

しかし関連痛として捉えると、膝の痛みは臀部等を手当すれば、正坐が出来ない程悪い人でも正座が出来る様になる事は往々にして有るのです。  

ご高齢の方でも正座をするのはもう無理だと諦めないでください。


*臀部=大腿骨の外側(出張っている骨の部位)の直ぐ上を、うつ伏せになり、何方かに揉みほぐしてもらう。(痛みが強い或いは硬い人程悪い状態だと捉えて下さい)

★何処で治療を受けても一向に改善せずにお悩みの方は、先ずは電話かメールで当方までご相談下さい。

保険の利く処では、早く治す事よりも患者さんを如何に減らさない様にする(生かさず殺さず)という努力をしている処が少なくない様に思えてなりません。

毎日通院させる処は要注意です。
なお、上記の症状は整骨院では保険適応とはなりませんので気を付けてください。


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