素人さんの家庭菜園季節の野菜

家庭菜園ならではの収穫野菜

家庭菜園ならではの収穫野菜があります。もちろん、市場に出回っていない郷土野菜や、外国の野菜等レアな種類の野菜もありますが、そのような珍しい野菜はやはり育てるのも難しかったり、種が入手できなかったりします。それよりもおすすめなのは、素人の初心者でも作れる家庭菜園での一般的な野菜で、市場に出回らない美味しい収穫野菜があります。それを少々ご紹介します。

サツマイモの茎

サツマイモ

サツマイモの実ではなく茎の部分です。8月も終わり頃になると、サツマイモのツルがどんどん伸びてきます。このツルからでた葉っぱ間での間、茎の部分を食すとサツマイモの甘みを感じる非常に美味な食材になります。いくらでも収穫できます。

調理例

  • 含め煮。さっと湯がいてから、だしで煮る
  • ごま油で炒めてきんぴらのように味付けする

ダイコンの間引き菜

8月末から9月半ばに掛けて種をくダイコンは3日程度で芽を出し、スクスクと育ちます。およそ2〜4週間後、順次間引きをするのですが、この間引き菜が非常に美味しいです。間引き菜を食べたくて、多めに種を撒くくらい美味しいです。本葉が10〜15センチくらいが食べごろです。こういった間引き菜は市場に出回らないので家庭菜園ならではの醍醐味です。

調理例

  • 漬け菜。さっと湯通ししてから、塩と唐辛子や昆布等を混ぜて浅漬けにする
    →葉っぱがきれいであれば湯通ししなくても良いです。葉が育ってしまうと柔らかさが落ちてこの食感が楽しめません。この時期ならではの味です。
  • みそ汁の浮き実
  • 油揚げとの炒め物

ニンジンの葉

ニンジン

ニンジンの葉はどうして市場の野菜に付いていないのでしょうか?ちょっとしおれやすく、邪魔になるかから?パセリのような扱いと同じで考えて大丈夫です。若いうちは元の芯も一緒に食べることが出来ますが、ニンジンが生長すると茎が固いので葉っぱとしてちぎって食べます

調理例

  • 天ぷら。素あげでもよいですが、衣をつけてさっと揚げます
    →ぱりぱりがたまりません。干しえび等を混ぜてかき揚げの具としてもgood
  • ごまあえ。湯がいてごまあえします
    →生長するとクセが強くなるので、実が生長する前の間引き段階がおすすめ。

生長途中の小さい野菜たち

市場の野菜は当然ながら食べやすいサイズに育ったものが店頭に並びます。しかし、家庭菜園の醍醐味。生長途中の小さい野菜が美味しいのです。例えばキュウリ、インゲン、ニンジンなどの「実」。葉物にしてもベビーリーフよりちょっと大きく育った葉っぱ類の美味なこと。

小成りで美味しい野菜

  • キュウリ→小さめで取ったキュウリはみがキュッとしまっていてポリポリ感は絶品です
  • ツル有りインゲン→大きくなる前6センチ位の段階で収穫したインゲンは非常に柔らかくて甘い
  • ニンジン→間引き段階になります。ニンジンの香りがまだ若く浅いその美味しさを楽しめます
  • 葉物→ホウレンソウ、ミズナ、サニーレタス類、その柔らかさがすばらしい

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