日本文学・外国文学・文学部:志望動機の例
作品研究・作家研究・時代背景・社会背景・地域研究など文学研究のアプローチは様々です。さらには、作品も散文(小説・戯曲・日記など)や韻文(詩・和歌など)とこちらも幅広いです。あなたがやるべきことは、この中のひとつに情熱を注ぐことですよ。
■出だしは結論「何をやりたい?何になりたい?」
キーワードは「作品」「作家」「文章術」「将来の夢」です。 まずは、これらのうち、どの研究を目的にしているのかを明確にします。
- 特定の作家が好きだから研究したい
- 特定の年代・特定の地域の文学が好き
- 2つの国の文学や言語の比較をしたい
- 文書の書き方・体裁(書誌学)について学びたい
- 作家・詩人・編集者・校正者になりたい。
■背景・理由(例)
「高校の図書室でハックルベリーフィンの冒険・トムソーヤの冒険・不思議な少年など、マーク・トゥエインの作品を読んでファンになりました。それからインターネットを使って彼について調べてみたのですが、いくつかの作品には歴史的背景が絡んでいることを知りました。特に1900年前後のアメリカは第一次世界大戦や経済成長など、歴史的に大きく動いた時代です。そんな中、彼は何を思って作品を書いたのかを知りたいと思います。また、それと比較して、現代日本社会における文学の研究もしてみたいです。」
「色々な作品の謝辞のページを読んでいると、編集の方々への挨拶を目にするのですが、ふと、編集者の仕事は何だろうという疑問が湧き上がりました。国語の先生に編集の仕事について尋ねてみると、”作者はみんながみんな文章が上手いわけではない。本が読みやすいのは編集者によるところが大きい” とおっしゃっていました。たしかに、どの作品も文章にたいしてあまり違和感を感じることがありません。ひとつの作品内で統一感があり、文字の並びから美しさを感じることもあります。」
そのほか、作品や作家の特徴を解明するための方法はたくさんあります。心理学的アプローチ、言語学的アプローチなどがそうですね。マーク・トゥエインの例では社会的背景を織り込みました。色々な要因を組み合わせるだけで、きちんと志望理由が出来上がりますよ。
■大学へのこだわり
ここには、大学への志望動機を盛り込みます。みなさんが結論や理由で挙げたことを学習するのは、志望大学以外の大学でも可能ですよね?ですので、「たくさんある大学の中で、何故この大学に入りたいと思ったのか」を説明する必要があります。リクルート進学ネットなどでパンフレットを受け取り、調べておく必要があります)
- 「私は●●学を△△という形で勉強したい!○○を重視した教育を行っているこの大学であれば、それが可能だ!」
- 「私は●●学の中でも□□という分野を勉強したい。この大学には、□□専門にしている○○教授(准教授)がいらっしゃる!」
■結論で締める
「だから私は、この大学で文学を学びたい」など、ここまでの流れに応じて、締めの言葉を述べてください。
■意思を伝えるための大学志望理由について
○大学への志望動機はパンフレットに載っている
同じ学部をもつ大学3校くらいの教育理念を比較すれば、その大学の武器が見えてきます。理念は必ずパンフに大きく掲載されているので、しっかりチェックしましょう。リクルート進学ネットでは、大半の大学資料を無料で請求できますので比較用パンフの請求などに活用すると良いでしょう。(ごく一部ですが有料もあります)



