歴史学・歴史学:志望動機の例
政治史・経済史・そのほか文化史などのテーマ、西洋・東洋・日本・アメリカなどの地域、さらには歴史教育・歴史学の活用などが研究できます。より、細かく絞っていきましょう。
■結論
- 「大きな戦争が、経済に与えた影響を研究したい」
- 「1900年前後のアメリカ経済の変遷を研究したい」
- 「江戸時代の芸術・生活文化を研究したい」
- 「日本の歴史を勉強し、国内の観光の仕事に役立てたい」
- 「武家社会における日本語と現代社会の日本語を比較研究したい」
- 「経済や政治が大きく変換した時の政治(制度・経済・企業・大衆・文化などでも可)を研究し、現代の進歩について考えたい」
■理由
「戦争はなぜ起こるのか。そこには経済や宗教、歴史上の問題が深く関わっているが、果たしてリスク以上のメリットなどあるのだろうか。また、戦争は誰の意志、誰のメリットのために行われるのだろうか。私はこれを、アメリカ合衆国が関わってきた戦争に注目して研究したい。」
「江戸時代の生活文化が気になっている。特別なものではなく、食文化・流行など我々にとっても身近なところで、現代日本人の文化と、当時の日本人の文化にどのような相違点があり、また、そこに現代日本人に必要な文化・感覚を見出したいと考えている。」
「使ってみたい武士の日本語を読んで、過去の日本語に興味を持った。時代劇などでもよく聞かれる表現や響きの良い言葉が多かった。この本では、単純な言葉の紹介のみならず、武士の意地や見栄なども見えてきて社会と言語の密接な関係が見えてきそうな気がした。私も、現代(もしくは歴史上)の社会と言語の関連について研究したい」
「仏像は何は語る 何のために作られたのかを読んで、煩悩や仏像に関わるドラマに感動した。何事も意味を知ることで学ぶ意欲が掻き立てられることを知った。私は教師になって、歴史を学ぶ意味、それぞれの事柄が現代ももたらした意味を伝えることで、私の大好きな歴史に興味を持つ子どもを増やしていきたい」
「○○になりたい!○○になりたい」などの場合には、その職業のことを簡単に調べてから、「どういう人になりたいか・どういう活躍をしたいか」を考えてみましょう。
→やりたい仕事から大学・学部を探すのならリクルート進学ネットで
■大切なのは意思(1番力を入れる所)
ここには、大学への志望動機を盛り込みます。みなさんが結論や理由で挙げたことを学習するのは、志望大学以外の大学でも可能ですよね?ですので、「たくさんある大学の中で、何故この大学に入りたいと思ったのか」を説明する必要があります。リクルート進学ネットなどでパンフレットを受け取り、調べておく必要があります)
- 「私は●●学を△△という形で勉強したい!○○を重視した教育を行っているこの大学であれば、それが可能だ!」
- 「私は●●学の中でも□□という分野を勉強したい。この大学には、□□専門にしている○○教授(准教授)がいらっしゃる!」
■結論で締める
だから私は、この大学で歴史学を学びたい・・・と締めます。
■意思を伝えるための大学志望理由について
○大学への志望動機はパンフレットに載っている
同じ学部をもつ大学3校くらいの教育理念を比較すれば、その大学の武器が見えてきます。理念は必ずパンフに大きく掲載されているので、しっかりチェックしましょう。リクルート進学ネットでは、大半の大学資料を無料で請求できますので比較用パンフの請求などに活用すると良いでしょう。(ごく一部ですが有料もあります)