人間学・人間学部:志望動機の例
人間の心身を学ぶ学問。大きく分けて、「体と心」の2つが研究テーマになります。もちろん、広げようと思えばいくらでも広がります。たとえば、心理学と行動科学をあわせて、「心理がどのように行動に反映するか」を考えるとします。その場面は、恋愛・師弟関係・部活・勉強・買い物・商売・文化・宗教など様々です。
■結論
- 「人間の動き・人間の思考からロボット(人工知能)について研究してみたい」
- 「人間の身体を研究し、衣食住から人間の快適な生活を創造したい」
- 「人が買い物をするときに、どのように意思決定しているのかを解明し、それを踏まえた商売を考えてみたい」
- 「人が自主的に行動するとき、どのような心理が影響するのかを研究し、子どもたちに自主的な学習を促していきたい。」
■理由
「インテリアショップで、人間工学に基づいて開発された疲れない椅子というキャッチコピーをみて、面白い学問があるのだと思い興味を持ったのがきっかけです。私も、人間の心身を研究して、商品企画や商品開発を~」
「人間関係を築くのは大変難しいですし、ひとたび崩れてしまえば、悪い影響ばかりです。このデリケートな問題に対して、学問的に踏み込みたいと考えています。たとえば、学校では・家庭では・部活では・バイトでは~」
「関係の空気・場の空気という本を読んで、私も空気について研究したいと考えるようになりました。最近、空気が読めないという表現をよく聞きますが、恋愛・上司と部下・友人関係と、場の空気・雰囲気というのはとても大事だと思います。」
「セラピスト・カウンセラーになりたい!教師になりたい!インテリアデザイナーになりたい!」などの場合には、その職業のことを簡単に調べてから、「どういう人になりたいか・どういう活躍をしたいか」を考えてみましょう。
→やりたい仕事から大学・学部を探すのならリクルート進学ネットで
■大切なのは意思(1番力を入れる所)
ここには、大学への志望動機を盛り込みます。みなさんが結論や理由で挙げたことを学習するのは、志望大学以外の大学でも可能ですよね?ですので、「たくさんある大学の中で、何故この大学に入りたいと思ったのか」を説明する必要があります。リクルート進学ネットなどでパンフレットを受け取り、調べておく必要があります)
- 「私は●●学を△△という形で勉強したい!○○を重視した教育を行っているこの大学であれば、それが可能だ!」
- 「私は●●学の中でも□□という分野を勉強したい。この大学には、□□専門にしている○○教授(准教授)がいらっしゃる!」
■結論で締める
だから私は、この大学で人間学を学びたい・・・と締めます。
■意思を伝えるための大学志望理由について
○大学への志望動機はパンフレットに載っている
同じ学部をもつ大学3校くらいの教育理念を比較すれば、その大学の武器が見えてきます。理念は必ずパンフに大きく掲載されているので、しっかりチェックしましょう。リクルート進学ネットでは、大半の大学資料を無料で請求できますので比較用パンフの請求などに活用すると良いでしょう。(ごく一部ですが有料もあります)