リベラルアーツ・リベラルアーツ学部:志望動機の例
「なんでも学べる学問」であることから、具体的な夢の話をするのが難しい学問。私個人としては、リベラルアーツの目標が優れた人間の育成であることから、なりたい人物像、社会人像を話すべきだと思います。
私は、もう1度、大学に入学するなら「リベラルアーツ!」と決めています。なので、その理由を中心に志望動機例を組み立てていきたいと思います。
■結論
頭が良い人になりたい。
■理由
「成績が良い=頭が良い」ではありません。暗記教育での成績は、実社会での成績とは何ら関係はありません。実社会での頭が良い人物とは、問題解決力がある人、問題を見つけられる人だと思います。問題見つけ、解決するには、多角的な知識や視点と、それらを結びつける力を手に入れる必要があると考えています。それが可能なのがリベラルアーツという学問領域なのです。
<補足> 以上は、社会人からの目線ですが、高校生での視点で話すなら、本の話を持ち出すといいでしょう。優れた人間像に関する本で、簡単にスラスラ読める本はいっぱいでています。個人的なオススメは自分で考える人が成功する 気づくための50の方法(中谷彰浩)です。(中谷彰宏さんの本はすべてオススメです)
中谷さんを使うなら方法は2つ。ひとつは中谷さんの本を2冊読むこと。(1冊じゃないのは、念のためです。)もうひとつは、中谷さんその人を使うこと。これだけ様々なジャンルの本を、たくさん出している人は少ないですよ。成功する人、頭が良い人とは、やはり教養と経験に富んだ人なんだと思います。「こういう人になりたい!」といえば、それは立派な志望動機です。
■大切なのは意思(1番力を入れる所)
ここには、大学への志望動機を盛り込みます。みなさんが結論や理由で挙げたことを学習するのは、志望大学以外の大学でも可能ですよね?ですので、「たくさんある大学の中で、何故この大学に入りたいと思ったのか」を説明する必要があります。リクルート進学ネットなどでパンフレットを受け取り、調べておく必要があります)
- 「私は●●学を△△という形で勉強したい!○○を重視した教育を行っているこの大学であれば、それが可能だ!」
- 「私は●●学の中でも□□という分野を勉強したい。この大学には、□□専門にしている○○教授(准教授)がいらっしゃる!」
■結論で締める
だから私は、この大学のリベラルアーツ学部で学びたい・・・と締めます。
■意思を伝えるための大学志望理由について
○大学への志望動機はパンフレットに載っている
同じ学部をもつ大学3校くらいの教育理念を比較すれば、その大学の武器が見えてきます。理念は必ずパンフに大きく掲載されているので、しっかりチェックしましょう。リクルート進学ネットでは、大半の大学資料を無料で請求できますので比較用パンフの請求などに活用すると良いでしょう。(ごく一部ですが有料もあります)