心理学・心理学部:志望動機の例
何かの事象や行動などから、心理の動きを研究します。たとえば、片思いの心理、一目惚れの心理など、人間関係で考えても良いでしょう。また、自主的に行動するとき、心理はどのように動いているかなどというアプローチもあります。あなたは、どんな場面の心理を研究したいですか?
■結論
- 「自主的な学習ができる人が、どのような心理状態であるか研究したい」
- 「なぜ、あの音楽(映画・文学・CMなどでもOK)は心に残るのかを知りたい」
- 「空間(色・香りなど)が人に与える影響を知りたい」
- 「恋人と長続きをする付き合い方を研究したい」
- 「カリスマ性とは何かを知りたい」
- 「○○専門のカウンセラーとして、人々の役に立ちたい」
■理由
「上達の法則を読んで、学習や記憶の心理学に興味を持った。たとえばどんなに良い塾に通っていても、本人にやる気がなければまったく意味はないし、逆に、やる気さえあれば塾に通っていなくても良い成績を取れるというのを身近に感じてきた。教育で重要なのは教育内容ではなく、生徒を勉強したいという心理状態に持って行く教育だと思う。そこで私は、自主的な学習に必要な心の動きについて追っていきたいと考えている」
「私は人生を充実させたい。たとえば、私にとって恋愛は人生を充実させる重要な要素です。お互いがあまり無理をせず、満足し、長続きできる関係を築いたり、また、そのような人と出会いの可能性などを心理学的アプローチを用いて調査したい」
「スピリチュアルはなぜ流行るのかやなぜ大人がDSにハマルのか?などを読んで、なぜ、特定の商品がサービスが流行るのかということに興味を持つようになった。これを調査して、良いもの・心にのこるもの・感動できるものなどにある共通点を探し出し、私が将来、商品・サービス企画をする上で生かしたい。」
「教師になりたい!カウンセラーになりたい!セラピストになりたい!」などの場合には、その職業のことを簡単に調べてから、「どういう人になりたいか・どういう活躍をしたいか」を考えてみましょう。
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■大切なのは意思(1番力を入れる所)
ここには、大学への志望動機を盛り込みます。みなさんが結論や理由で挙げたことを学習するのは、志望大学以外の大学でも可能ですよね?ですので、「たくさんある大学の中で、何故この大学に入りたいと思ったのか」を説明する必要があります。リクルート進学ネットなどでパンフレットを受け取り、調べておく必要があります)
- 「私は●●学を△△という形で勉強したい!○○を重視した教育を行っているこの大学であれば、それが可能だ!」
- 「私は●●学の中でも□□という分野を勉強したい。この大学には、□□専門にしている○○教授(准教授)がいらっしゃる!」
■結論で締める
だから私は、この大学で心理学を学びたい・・・と締めます。
■意思を伝えるための大学志望理由について
○大学への志望動機はパンフレットに載っている
同じ学部をもつ大学3校くらいの教育理念を比較すれば、その大学の武器が見えてきます。理念は必ずパンフに大きく掲載されているので、しっかりチェックしましょう。リクルート進学ネットでは、大半の大学資料を無料で請求できますので比較用パンフの請求などに活用すると良いでしょう。(ごく一部ですが有料もあります)