やはり土が基本
野菜が育つ土壌、基本、基礎は土台となる土にあります。人間が口から栄養を取るように土から栄養を取る、そのための根をはる。元々の土が悪い場合は良くなるまでは何年か掛かるかもしれませんが、一番重要な要素です。最初の土地があまり良くなくても、継続して土壌改善をしてゆくと、いい土になっていきます。どんな土が良いのかは以下の通り。
- 柔らかいこと
→堅い土より柔らかい方が根のはりも断然良いです。根菜類はもちろんなのですが、そうでない野菜も植える場所の土を20〜30cm位はショベルや鍬で掘り起こし、必要に応じてスコップや手でもみほぐしたりして柔らかくするのが良いです。 - 水はけの良いこと
→土の性質(粘土状/砂状)などありますが、水がいつまでも畑にたまるような場所は畝を高くして、水はけ良い状態にして作物を植えると良いです。じっさい、水はけの悪いところで育ててください、と説明される野菜はほとんどない(レンコンとか泥の中ですが家庭菜園で作るようなものではないですし) - 栄養があること
→肥えた土はいい具合に黒っぽい色です。貧弱な土地は土の色が薄いです。あとは、育ってきた野菜の葉っぱの色が栄養豊富だと濃い緑色していますが、不足していると薄い黄緑色です。私の畑もまだまだ栄養不足。本当はたっぷり肥料を畑全体に撒くと良いのですが、費用も体力もそこまでありません。よって、植える苗(種)の周囲にはきちんと肥料を施す。という方法にたどり着きました。化成肥料は土が堅くなるとのことにてあまり使いません。有機主体で撒いています。それで十分食べるに調理しやすい大きさのものが育ちます。
原発事故の前までは、冬にその辺の落ち葉を拾って畑に撒いたりしていたのですが、今はやめています。非常に残念ですし何ともいえない気分です。