素人さんの家庭菜園季節の野菜

雑草対策

家庭菜園で何が大変か、その一つに、雑草とり・草むしりがあります。梅雨の時期一雨振って野菜も生長するが雑草もぐんぐん伸びる。結構大変です。ただ、年間を通してちょっとしたことをするだけで、多少は楽になる(と思っている)のでそのポイントをご紹介します。

冬の土起こし

冬1月〜2月頃、畑にはほとんど野菜が植わっておりません。この頃に表面20cm〜30cm位、土をひっくり返し、耕しておきます。大きなシャベルひと掬い分ほど土に差し込み、土の上と下をひっくり返すだけ。これで春先の春の雑草の出が大きく異なります。
春の雑草の出が少ないと夏の雑草に早めに手を打つ(草をむしる)ことができ、とても楽です。

早い段階で草むしり

春雑草も夏雑草も、早い段階で根こそぎ草をむしっておきます。これには2つ理由があるのです。

  1. 小さいうちに草をむしり、雑草が根を伝って増殖するのを防ぐ(例:コブシやヤブカラシ
  2. 雑草が生長し、種を落とすのを防ぐ
雑草は根だけでなく、茎の部分でも地をはうように伸びてそこから根をはる物もあります。小さいうちの方が草むしりしやすいし、繁殖する前に取るのがポイント。また、雑草も生長すると当然、子孫(種)を残します。翌年の対策の為にも実(穂)が出来る前に除去します。忙しくて草むしりまで手が回らず、穂が出来てしまった場合、緑色のうちに穂先だけハサミでも何でもいいので、切って取り除くことが翌年の草むしり軽減の為にもとても大切です。

お隣さんからの雑草侵略

畑の隣が空き地だったり、通路だったり、ちょっとおさぼり気味の畑管理者だったりして鬱蒼と雑草が繁茂した土地の場合の対策。とは言いましても、鬱蒼とした雑草天国の敷地からの侵略を防ぐのは難しいのが正直な所、そんな中でもちょっとでも対策を施して努力をしてみます。

  • まず境に溝を掘る →平坦で地続きを回避、溝を切って(掘って)根の直接進入を少しでも防ぎます。
  • できれは自分の畑に近い所の雑草は刈る →電動草刈り機があれば一番良いのですが、なければ頑張って鎌や大バサミで種が落ちないように(出来ないように)する
まあ通路までは自分の畑の管理内と思い、草むしりを頑張ることをお勧めします。そうすることにより、通路が自分の畑への本格的な雑草侵略の防波堤となります。

↑このページのTOPに戻る
→次の項目に進む