素人さんの家庭菜園季節の野菜

マルチシート

マルチシート、黒マルチや透明マルチなどビニール製の素材で土を覆う物です。
おそらく使い方簡単。「おそらく」としたのは、実は私はこれを利用したことがなく、おそらく今後も利用しないだろうと思う為です。しかし、巷の家庭菜園では流行しております(2012年現在)各所でこのシート(特に黒マルチ)を使われています。見ている限りでメリットは多々あります。

マルチシートのメリット

  1. 雑草が生えていない
    黒マルチで覆われたところは、光を通さないのか弱いのか。雑草で覆われるという状態はほとんど見られません。苗を植える為に空けられた穴の土が見えた部分から雑草が生えているくらいです。
  2. 地温が上がりよく育つ
    黒いシートで覆うので、当然土が暖まります。その為(もちろんその他の要素もありますが)育ち、成長が早いようです。サイズも大きな物がよく見られます。
  3. 果菜が土に直接ふれない
    イチゴなどを栽培されている方には、実が直接土に触れないのできれいな実がついています。
  4. 乾燥を防ぐ
    ビニールに覆われているので当然乾燥防止になります。

マルチシートのデメリット

メリットが多そうなのになぜ、利用しないのか。マルチシートを使うと言うことは、当然「覆う」手間、「取り除く」という手間がいつもの作業に加算されます。趣味とはいえ、休日の時間のすべてを家庭菜園に捧げている訳ではないので、手間は少ない方が良い、という観点から考えた結果、マルチシートを利用していないのです。
以下はマルチシートを利用しない理由ですが、思い込みで事実とは異なるかもしれません。ご注意ください。

  1. 最後ゴミになる
    土に帰らない素材のため、最終的に回収して家庭用ゴミとして処理しなければなりません。これが自然素材、ワラやモミワラなどであればそのまま畑に捨て置いても土に帰るだけで楽なのですが、ビニール製の物は回収して持ち帰り、捨てる。ということが必要になります。これが面倒な手間と私は思うのです。ちぎれて飛んだカスも回収しないとゴミでしかありません。
  2. 雨が土全体にかからない
    忙しい人の家庭菜園では、日々の水やりがネックです。雨が降った時、出来る限り、土全体が湿って、少しでも保水してくれる方がありがたい。そう思って土に覆いをすることに難色を示しているのです。土にしみ込んだ水分がうまく蒸発できないと、逆に蒸れてしまうのでは?とも思いますが、これは保水出来るというメリットもあると思います。
  3. 最後めくったら虫がいるのでは..
    虫、嫌いです。畑でうぞうぞ動く物が沢山いたりすると、見なかったことにしよう。と思うくらいに嫌いです。マルチシートは最終的に取り除く時、シートを取り除いたその下に、ダンゴムシとかその他諸々の住処となるのではないかと恐ろしいイメージが.....
私がマルチシートを使わない一番の理由は「ゴミになるから」ですかね。畑でそのまま土にかえるものの方が結果楽でよい。私の町はゴミ捨ての分類ルールが細かくて捨てる日も多くはないという条件もあります。マルチシートなくても育ちます。もちろんマルチシートを使うと、減る手間もありますし立派な野菜が作れることも事実です。マルチシートは使った方がよいのか、否か、それはどの手間を削減するか、性格にあった削減する手間を選択してマルチシートの利用を検討すると良いでしょう。

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