素人さんの家庭菜園季節の野菜

根こそぐ雑草

そもそも雑草とは、(個人的な解釈)植える作物以外の植物でしょうか。食用にならない雑草もありますが、ヨモギ、スギナといった野草については、増えすぎないように育てたりしています。
ただ、一般に雑草と判断される野の草たち、野菜以外の草は増えすぎると風通しが悪かったり、土を堅くしたりなど弊害もあるため、抜き取ります。ただ、私はお借りしている土地なので極力抜き取りますが、家庭菜園をするにあたり、ある程度雑草は生えていても土の乾燥を防ぐ効果もあるので、問題がなければ多少雑草があっても良いと思います。

最優先で根こそぎ取り除く雑草

通称:コブシ

正式名称ハマスゲというそうです。これが写真を見てお分かりになるでしょうか、普通に抜こうとしても、根のところにある球根のような丸いコブの部分を残して草だけ抜けます。以上に繁殖力が強く、ある程度群生していたらすべてつながっていると見てよいです。
とにかくシャベルでもスコップでも深く掘り起こし、つながっている根の部分をごっそり取り除きます。そして、この草は畑で堆肥にせず持ち帰って家庭ゴミとして廃棄します。乾燥させてもこのコブの部分が生きていてどんどん繁殖するからです。

コブシコブシコブシ


コブシ 普通の草取りも入れ物を分けてコブシは捨てます。

ヤブカラシ

別名ビンボウカズラ。薮をからしてしまうといわれるほどの、恐ろしいほどの成長力。これもコブシと同じように、手で抜いても根の部分が残ります。この根が写真では小さいですが育ってしまった物は直径5mmもあろうかという太さ、そして長さがどこまで続くのか1mは軽くあるだろう、というほどに成長します。これも見つけ次第除去します。こちらは根茎が深いところにはびこるので、近くに作物があっても深く掘って取り除きます。凄まじいほどの繁殖力かつ、地下でそれが進むので、この芽がいくつか生えているのが見えたらすべて同じ根茎ではないかと疑っても良いほどです。これも持ち帰って家庭ゴミとして廃棄します。下の写真はまだまだ子供。この横長の根茎が異様にはびこります。

ヤブカラシヤブカラシヤブカラシ

根こそぎ取り除くにはもったいないのでぼちぼち取り除く雑草

スギナ

スギナも根で増えていくので、あまり好まれる雑草ではないのですが、スギナを野草としてお茶とか入浴剤とかにも活用するので、根絶やしにしないようそれでいて畑の中央にははびこらないよう調整しています。その辺が家庭菜園をするときの醍醐味でもあります

ヨモギ

これも雑草といえば雑草。野の野菜といえば野の野菜。春に草餅をヨモギで作ります。コンパニオンプランツとして虫よけの効果もあるそうです。ただし、やはり繁殖力が強いのでほどほどに増えないように管理しています。

雑草成長しちゃったのとき

夏場とくに、サツマイモなどのツル野菜のものは、よく成長するとサツマイモエリアの内部に入れません。そういう場合どうしても雑草が育ってしまいます。日陰なのでそれほど雑草だらけにはなりませんが、成長して花(種)をつけている場合、この種の部分だけをとにかく取り除きます。(種とは、イメージとしてススキの穂の部分と思ってください)こうすることにより、翌年の雑草の量を少しでも減らすことが出来ます。

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