素人さんの家庭菜園季節の野菜

水まきを効率よく

夏場猛暑ともなるととにかく水が足りません。関東地方もここ数年夕立などの恵みが少なく平日、畑の世話が出来ない方は厳しい状況。ご家族の手助けなども必要となってきます。私も真夏の水まきだけは家族の協力がないと成り立ちませんでした。そんな中、今までどのようにして少しでも水を効率よく野菜にあげられるか工夫してきたことをお教えいたします。

水場の確保

基本作業の道具は何が必要?にて必要な道具の中にポリバケツを入れております。畑の近くに川が流れていたり水を確保できればよいのですが、出来ない場合はとにかく水を溜めるバケツ(入れ物)を畑に並べておきます。私の畑でも大小あわせて4個くらい並んでいます。それでも夏場はあっというまになくなるので、あまりに雨が降らなければボリタンクに水を入れて20〜40Lは週末に運び、手軽に水まきしやすいようにしておきます。とにかく水を溜める。これが第一です。
ポリタンクは蒸発しないように蓋付き且つ、水がたまるように穴をあけています。本来雨が古前に蓋を開けに畑に足を運び、雨がやんだら蓋を閉めるが一番効率よいのですが、ちょっとでも水を溜める為の工夫です。
ポリバケツ ポリバケツ

苗の周りに水がたまりやすい用にする

ナスやサツマイモなど、苗の周りに土手を作ったり凹ませたりして与えた水が流れないように工夫しておきます。野菜別育て方のちょっと気配りが必要に写真が載っているのでご確認ください。水を与えたときに回りにこぼれないように、苗の周りに溜まるように土手を作ります。
ナス サツマイモ

苗の周りの水が乾き難いようにする

ワラやモミワラを苗の根元にまきます。古くなったゴザとか、ヨシズとか何でもよいと思います。少しでも土の部分が陰になるようにしておくとだいぶ違います。雑草にしても真夏は完全除去するよりも、多少は生えていた方が日陰になります。枯れ葉とかそういった物でもよいです。私は、土にそのまま返る物を苗の周りにばらまいています。夏場の日陰はそれなりにいろいろなうごめく物(虫)がよってくるので最後土に返って放っておけるものにするためです

苗の位置が分かるように棒をたてる

地這いのキュウリ、カボチャなど、地に這うツル系の物は、育ってくるにつれ苗の元がどこにあるか分からなくなります。そのため私は苗を植えたときに目印となる棒をたてておきます。ツルが繁茂しても棒のあたりに水をまくことにより根元に水まきが出来るからです。
キュウリ キュウリ

苗にピンポイントに水をまく

夏場の水は貴重です。よって、じょうろの水が出る先端を上ではなく下向きにして使います。広く水をまくのではなく、苗の根元にのみたっぷり水が与えられるようにするためです。

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