良い種苗の購入
種や苗をどこで買うのが良いのかについてです。結論から申し上げますと、「新鮮な種苗」です。種や苗は園芸店、ホームセンター、スーパー、花屋、農協など季節になると様々なところで販売しています。その中で良い種、良い苗を購入する方が良いですよね。苗などは家庭菜園の関連本や雑誌、TVなどにていろいろ「良い苗の見分け方」が紹介されていますが、一つのお店で扱っている苗にそれほど大きな差がありません。つまり良い苗を扱っているお店はほとんど問題ないですし、よろしくない苗を扱っているお店はほとんどよろしくないのです。
良い品を扱っているお店のポイントは以下の2点でしょうか。
回転が良いこと
種も苗もお店で育てているのではなく、当然メーカーや農家から仕入れてきます。仕入れの目利きも当然ありますが、出荷するときはベストな状態でも、お店で並んでいる間に弱ってしまったら元も子もないですよね。常日頃から種や苗を扱っているお店ですと、皆がそこにあることを知っているので比較的回転が良いです。夏野菜など、特にGWの頃は回転が良いのでなおさら素敵な購入時期。同じお店でも、時期ずれで売れ残りの苗を見かけると生長しすぎていたりしている場合もあります。とにかく、ベストシーズンに新鮮な物を購入するのが良いです(早すぎて苗が若いのも問題)。種もおなじです。種袋の後ろに発芽率保証の期限というか、有効期間が記載されており、この表記されている期間が長いほど新しいです。食品と同じですね。
お店での保存状態が良いこと
たまに、種の袋をお店の外に出していてパッケージが日焼けしているのがあったりします。買う気が起きません。種も生きている物なのであまりにサンサンと日が当たるとこに保管するのもどうかと思います。お店の中で販売している物が良いでしょう。苗の保管も同じく太陽が照りつけるところに置いて水もやっていないようなのはちょっと問題です。日陰にずっと置かれているのもどうかと思います。野外で透明な屋根(日の入るタイプ)の下に並んでいるようなお店の物はあまりハズレがないように思います。
一番の理想はよく売れている園芸店。
良い種や苗とは、生鮮食品と同じで、新鮮さと売り場の管理がポイントでしょうか。シーズンのみ取り扱っているお店より、常日頃から扱っている方がやはり良い物が多いです。
なお、私の場合、種は大体ホームセンターで購入します。これは種の種類が多いので選べるからです。園芸店でも種を買うことがあります。プロフェッショナル用っぽく、アタリヤとかサカタといったきれいなパッケージの袋ではなく、白い袋に入っています。そして品種は判子だったり手書きで記載されていたりして、裏に蒔き時とかあまり書いていません。とても品質の良い種ではありますが、家庭菜園にするには一袋の量が若干多いのと、変わり種があまりないのでダイコンなど一般な種をたまに買ったりする程度です。個人店なのでおばちゃんの前でじっくり選び難いということもあります。常連さんのおじいさんがお茶しているし (;^ω^A
苗はその園芸店で買います。これは家から近く(といっても車ですが)購入してすぐに畑に植えることが出来るからです。田舎なので畑へ行く格好で買いにいってそのまま畑に直行。ホームセンターでも良いのですが、遠いのとは畑にいく格好で買い物するにはちょっとはばかられるので近所の園芸店で購入します。(たぶん)わが町に1軒の園芸店なので回転は良い。