ほとんど手がかからず育つ作物
本格的な育て方についてはプロフェッショナルの書籍やリンクページの種苗メーカ、農協のサイトなど、プロフェッショナルの皆様の情報を基本にしてください。ここでは私Hanakoの経験値に基づく方法や結果などをご紹介いたします。邪道だったりその育て方でうまくいったのではなく、たまたま何かの条件が良くてうまく育った場合もありますのでご了承ください。
ジャガイモ
これも初めて育てる初心者向け野菜の代表です。芽かきをすることがポイント。
ジャガイモの切り方
→ジャガイモの切り方。へそ(ジャガイモが出来たときにつながっていた部分)に対して縦に切る。へその反対側に多く芽が出るので、多く芽が出ている反対を見るとへそがあります。難しいのは、切り分けたときに双方に同じ位の芽を残すこと。へその反対に多く芽があるので私はギリギリの所でカットしています(それしか方法が思い浮かばない....)
- 2月下旬〜3月上旬に植える。
→種のジャガイモは、半分に切り、切り口に草木灰をつける。半日くらい日に当てる方が良いとされますが、毎年、時間がないので最初に切った物は1時間くらい。作業しながらなので、最後に切った物は30分くらいしか日に当てていません。植える時、ジャガイモの周辺にに肥料を混ぜた土(土2:牛ふん1:油かす1)をスコップにたっぷり一杯分程度置く。ジャガイモを置く。その上にがっつり一握りのモミワラをのせる(本当はただのワラらしいのですが手に入らないのでモミワラ)土をかぶせる。ワラがなければそのまま土をかぶせます。 - 4月中旬〜下旬(GWの頃)に芽かきをする。
→15〜20センチ程度に育った頃1カ所からわさわさ生えてくる芽を1本※にします。1本※に絞り込んだ苗に土寄せをしておきます。これをしておかないと、ゴルフボールのような小粒ジャガイモばかりとなってしまいます。※最近は2本立てが主流だそうです。 - 6月収穫する
→上に出ている葉っぱの下の方が黄色く枯れてきたら収穫です。最後はすべて収穫しますが、6月頃から様子見で大きい苗の下の方をこっそり掘ってジャガイモをとったりしています。こっそり掘って小さかったらまた土をかけておきます。なお、梅雨の時期に入るのでできれば晴れの日が続いた後に最終収穫をするのが良いです。雨が続くと水っぽくなったり急にジャガイモが大きくなって割れたりすることがあります。
ジャガイモは以上。基本は植える、芽かき、収穫の3段階。途中の肥料は葉っぱが薄黄緑色で栄養不良ぽかったら与えますが、最初にしっかり肥料を与えておけば大丈夫です。水やりとかしないです。私の畑では男爵とメークイーンを植えますが、男爵の方が出来が良い。掘り起こすときにいきなり引き抜くより、スコップでしたから掬うようにして掘り起こしてから抜くとと、土の中にジャガイモが取り残される率が低いです。
ジャガイモ収穫のコツ ージャガイモを傷つけずに取り残しを少なく掘り起こすー
根元にスコップを入れ込みます。イモを傷つけないように気持ちはなれたところに深く差し込みます | |
スコップを倒して根元からごっそりとジャガイモを浮かします | |
浮いたジャガイモを手でイモ付きのまま引き抜きます。スコップはそのまま土にさしておきます | |
通路などの平地にそっと移動させてイモをとります(振り落とすと落ちます) | |
土に入れたスコップはゆっくり、ひっくり返し掘り残しを探します | |
ちょっと小振りですが1本からの収穫 |
ジャガイモの病気について
意外と病気らしきものにかかります。種ジャガイモを日に当てる時間が足りないのか、なにか肥料が足りないのか、天候が悪くて日が当たらないからなのか、虫の被害か?育ち終ったから枯れてきただけなのか?ナス科の連作障害なのか?葉っぱが黄色く枯れて斑点が出てくるものに、しばしばかかります。ただ、ジャガイモが出来ない訳でもなく、イモ自体が悪くなるようなことも無いので、気にしながらも対処していないのが実情です。一応Webなどで調べたりして、ジャガイモ博物館といったHPで見てみるのですが、判断はむずかしいですね。