素人さんの家庭菜園季節の野菜

ちょっと気配りが必要

本格的な育て方についてはプロフェッショナルの書籍リンクページの種苗メーカ、農協のサイトなど、プロフェッショナルの皆様の情報を基本にしてください。ここでは私Hanakoの経験値に基づく方法や結果などをご紹介いたします。邪道だったりその育て方でうまくいったのではなく、たまたま何かの条件が良くてうまく育った場合もありますのでご了承ください。

オクラを育てる

とにかく収穫のときが大変。畑でなった実は1〜2日ですぐに硬くなってしまうので、柔らかいおいしいうちに食べるには収穫してくれる家族の支援が必要です。

  1. 6月種まき
    →5月下旬から種まき可能ですが、しっかりと暖かくなってから蒔く方が発芽率が良いようです。私は6月中旬以降に種を蒔くことにしています。またオクラの種は新しい物の方が良い。なお、前年大きく育ちすぎた実を種として残しておいて利用しても気温が上がってから蒔けばしっかり発芽します。ポットで芽を出させても直播きでも大丈夫。支柱を立てる場合方もいらっしゃいますが、支柱無くても大丈夫です。
    オクラ オクラ
  2. 7月下旬〜8月収穫
    オクラ→とにかくスクスクと育つので、実はすぐに巨大に、そして硬くなります。柔らかいうちがおいしいので出来れば毎日。少なくとも1日おきには穫りにいきたいところ。収穫期も比較的長く楽しむことが出来ます。
  3. 10月頃種取り
    →収穫もピークを過ぎ、食べ飽きた頃残った実はそのまま巨大化するにまかせ、大きくします。そのまま放っておくと枯れてきてカラカラ(かりかり)に茶色くなって割れてきます。割れきると実がこぼれてしまうので、頃合いを見て収穫します。私は実の形のまま畑の物置に放置しっぱなしでしたが、翌年の6月種をまいたらしっかりと発芽しました。

オクラの病害虫

アブラムシなど若干付きやすいのですが、6月以降遅めに植える為、菜園の他の野菜もありオクラに虫が集中してダメになる(枯れてしまう)ことは経験していません。オクラの表面にボツボツとイボのような物が出来ることがある(イボ果)のですが、栄養バランスが悪かったり、根元の空気が足りないのが原因らしい。食べるには問題が無いのであまり気にしていません。また、たまになにかの毛虫が出ます。葉っぱのところにいて実には影響がないのですが、出ます。

オクラの植え方による育ち方の違い

書籍伝承農法を活かすマンガでわかる家庭菜園の裏ワザにオクラは4本だてにすると実がすぐに固くならないとの育て方が記載されていました。2012年、1本立てと密集仕立てのオクラ育ててみた結果と感想です。なお、品種は同じ。

一本立ち(間隔をあけて)育てたオクラ

オクラ 隣との間が空いているにでスクスクとよく育ちます。枝分かれして実が出来るため、1本あたりの収穫量は多い。採り忘れたり2〜3日でも開いてしまうとすぐに巨大化した実が出来上がります。ただ、キュウリと同じく、一つの苗に巨大化した実が出来ていると、他の実の生長が遅い気がします。栄養が大きい方に取られるのでしょうか。成り始めの頃であれば、巨大な実は苗を弱らせるので好ましくないのですが、食べ飽きた頃、わざと巨大な実を残しておいて(種取りも出来るので)他の実の生長を遅らせるということも出来るような気がします。

密集仕立てで育てたオクラ

オクラ書籍では4本仕立てです。4本以上、風通しには気をつけて、複数本育てました。たしかに複数本仕立ての方が、弱めに育つ為、実が巨大(固く)なり難いようです。とはいえ限度があり、収穫は一日おきが二日おきでも大丈夫。といった程度の違いです。巨大な実が出来ない訳ではありません。なお。密集仕立てのほうは、枝別れはほとんどしていないです。よって、1本あたりの収穫量は落ちます。1本仕立てのように枝分かれをすると、どれか巨大な実を付けても他の枝から収穫するということも出来ません。巨大並みが出来ると、他の実が育たないといった状況です。

以上は私の畑での結果です。どっちが良いとも悪いともですが、種からまいてたくさん発芽してしまったら4本仕立てでオクラを育てる方が良いですね。1〜2本だけオクラを育てるのであれば1本立ての方が収穫量が上がります。いずれにしてもオクラはすぐ取らないと巨大化して食べられる状態ではなくなってしまうので、頻繁に収穫する必要があります。

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