労力のかからない作物
本格的な育て方についてはプロフェッショナルの書籍やリンクページの種苗メーカ、農協のサイトなど、プロフェッショナルの皆様の情報を基本にしてください。ここでは私Hanakoの経験値に基づく方法や結果などをご紹介いたします。邪道だったりその育て方でうまくいったのではなく、たまたま何かの条件が良くてうまく育った場合もありますのでご了承ください。
ダイコン/カブ類
ダイコン、カブ、聖護院ダイコンなどほぼ同じ手順で栽培できます。聖護院ダイコンは種まきはダイコンより半月〜1ヶ月位遅めにします。
- 9月上旬に種まき。カブは9月下旬まで大丈夫
→種まきで植えます。種まきのコツはこちら。8月末から9月上旬の3週を目安に2〜3回に分けて蒔きます。たった1週間の違いでも育ちが異なってくるのがダイコン。種の間隔は最初から4〜5粒の点蒔きでもよいのですが、間引き菜がとてもおいしくいただけるので、1cm間隔で一列蒔きをします。これが結構手間。早ければ3日くらいで芽が出ます。水やりは芽が出るまでは毎日。残暑厳しい場合は芽が出てしばらくは毎日、少なくとも1日おきにあげてください。 - 9月中旬〜10月下旬。
→本葉が見えてきたあたりから順次間引きを行います。これが結構大変です。一気に間引いてしまうと、病気や虫などにより失敗したときに飛び飛びになってしまうので、込み合ったところをこまめに間引いていきます。本葉が2〜3枚の頃は込み合っているところを抜き、その後目安は隣の葉がふれあう程度で間引いています。 - 11月下旬〜
→大体間引きが終わったら後はすることありません。たまに土寄せをしてあげるくらいでサイズが大きくなったものから順次抜きながら間引くくらいの感じて、1〜2月まで食べ続けることが出来ます。雪降ったり霜柱が立つようになる冬の注意は、ダイコン部分を露出させておかないで土をかぶせておくとよいです。土から出ている部分が凍ってしまったりすると味がいまいちになるので。
→点播きの発芽。素人さんの家庭菜園では,きれいに発芽しなかったり虫に食われたりで欠員が出来てしまう恐れがあります。ダイコンは移植が出来ないから..
→一列蒔きの発芽。蒔き時が違うので何とも言えないのですが、一列蒔きの方が欠員が出難い。
ダイコンは時なしダイコンなど、春に種まきをしても育ちますが、虫にやられたりちょっと実が固めになったりと、同じ種でも冬のようには上手に育てられません。育つことは育つので菜園のスペースに余裕があれば作ります。ダイコンは連作しても大丈夫とのこと。